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閉塞性動脈硬化症とは?
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閉塞性動脈硬化症は、手足、特に足の動脈が、動脈硬化によって狭まり血流が悪化するために生じます。主に下肢の、主に大血管が慢性に閉塞することによって、手足の冷え、歩行中に足の痺れ、足が蒼白化などの症状がでます。軽い場合には冷感、重症の場合には下肢の壊死にまでいたることがある怖い病気です。特に、足が痛くて歩けなくなって、しばらく休むとまた歩けるというような独特のパターンが見られることもあります。
閉塞性動脈硬化症の症状は病状によって様々ですが、病期と症状とを関連づけるフォンテイン分類と呼ばれる分類法がしばしば使用されます。
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フォンテイン I 度
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もっとも軽症:無症状から痺れ程度、下肢の冷感や色調の変化
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フォンテイン II 度
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歩行時に足の筋肉の痛みや疲労感があり、数十メートル〜数百メートル歩くと痛みのために歩行困難となるが、しばらく休むとまた歩けるようになる
間歇性跛行(かんけつせいはこう)がみられる。
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フォンテイン III 度
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安静時にも強い痛みがある。
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フォンテイン IV 度
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もっとも重症で下肢の筋肉や皮膚に潰瘍ができたり壊死が現れる。激痛を訴える。
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フォンテイン V 度
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下肢の壊死。下肢の温存は不可能となり切断は避けられない。
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閉塞性動脈硬化症の原因
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基本的に動脈硬化症が原因なので、動脈硬化によって起こるさまざまな病気と合併することが多くなります。狭心症や心筋梗塞などの場合と同様に、糖尿病や高脂血症、高血圧などの病気、喫煙習慣などを持っていればいるほど、この病気を発症する可能性は高くなります。
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閉塞性動脈硬化症の診断
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下肢の色調や冷感などの特徴的な症状から簡単に診断できる。下肢と上肢の血圧の比ABI(Ankle Branchial Index)により判定する。正常なら、下肢が下にある分、このABI比は下肢の方が高くなる。閉塞性動脈硬化症になると、この比がしばしば1未満、重症なら0.5未満にまで低下する。
ABI=(下肢の血圧)/(上肢の血圧)
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ABI>1
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正常
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ABI<1〜0.5〜
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閉塞性動脈硬化症
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閉塞性動脈硬化症の治療
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閉塞性動脈硬化症は基本的には動脈硬化が原因なので、動脈硬化を治療する方法が全て適用されます。最初にすべきことは、悪い生活習慣の改善で、特に禁煙は絶対に必要です。高脂血症や高血圧、糖尿病などがある場合には、これらの治療が欠かせません。これらはすべて、この病気の危険因子だからです。
病期の進行度に応じて、フォンテイン1度以下の軽症なら内服薬による治療がなされます。抗血小板剤やプロスタサイクリンなどの薬剤が使われます。抗トロンビン剤の点滴も試みられます。
フォンテイン2度以上では、どうしても外科的手術が必要となり、血管バイパス術や、血管内に細い管を挿入し風船で詰まったところを膨らませ開通させるカテーテル法やステント法が行われます。下肢の壊死が進行してしまった場合は、下肢切断も止むを得ないものとなります。
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