|
急性A型肝炎
|
A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAウイルス)を保有する患者からの糞便などに汚染された飲食物を摂取することで経口的に感染します。
東南アジアや発展途上国では現在でもA型肝炎は常在伝染病として存在しますが、衛生環境の良い日本での発症は減少しています。しかし、海外からの帰国者が発症する例はあります。
日本人の高齢者では8割ほどの人がA型肝炎の抗体を持っているので、以前には相当蔓延していたことが分かります。
|
|
急性B型肝炎
|
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBウイルス)のキャリアと呼ばれる人びとの血液を介して感染します。主に、輸血や注射器の使いまわし、性行為などで感染するとされています。
また、以前にB型肝炎ウイルスに感染し、無症状のままキャリアとなっていた人が、後になって発症することもあります。
B型肝炎のキャリアになる要因には、HB抗原陽性の母親からの出産時の産道感染や、2歳以下の小児期感染、免疫不全状態での感染などがあります。
|
|
急性C型肝炎
|
C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCウイルス)のキャリアと呼ばれる人びとの血液を介して感染します。主に、輸血や注射器の使いまわし、はり治療、性行為などで感染するとされています。輸血後肝炎の90%以上はC型肝炎となっています。
C型肝炎は一旦発症すると、C型肝炎ウイルスを持つキャリアに移行する確率が高く、ゆっくりと肝硬変、肝臓がんへと進展する危険があります。治療にも時間がかかり、高い率で慢性化し、慢性肝炎となってから4〜10年で肝硬変に移行し、さらに12〜17年で肝臓がんに進展するとされています。
|