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胆嚢ポリープとは?
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胆嚢ポリープとは、胆嚢内側の粘膜と区別できる局部的な盛り上がりを指しています。自覚症状はなく、人間ドックや健康診断での腹部超音波検査で発見されることが多く、成人では5〜10%の人がこのポリープを持っているといわれます。
胆嚢ポリープは、多くの場合、自覚症状がありませんが、大きさなどによっては、腹痛や腹部不快感などが現れることもあります。
ほとんどの胆嚢ポリープは、「コレステロールポリープ」と呼ばれる、成分がコレステロールに富んだ良性のポリープですが、中には良性腫瘍や胆嚢がんである場合もゼロではありません。特に、その直径が16mm以上の大きさになるとその危険度は増大します。
胆嚢ポリープが胆嚢がんになる確率は、ポリープのサイズで異なり、0〜10ミリでは5%、10〜15ミリで25%、16ミリ以上では60%に達するといわれ、大きなものでは、手術による除去が必要となります。
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胆嚢ポリープの原因
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胆嚢ポリープには、良性の腺腫と悪性のがんとがありますが、その生成原因はよく分かりません。
非腫瘍性のものは、胆汁中のコレステロールエステルが胆嚢の粘膜に沈着してできますが、これはがんになることはありません。
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胆嚢ポリープの診断
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胆嚢ポリープの検査は、腹部超音波検査で行います。ポリープが小さい場合は良性のコレステロール系ポリープの可能性が大きく問題とはなりません。しかし、ポリープの大きさ10mm以上あり、数が多いとか、茎が広く盛り上がりの少ないような形なら、悪性の疑いもでてきます。
更に詳細に観察が必要となる場合は、「超音波内視鏡検査(EUS)」や造影剤を使った「CT検査」などが行われます。この場合、胆嚢粘膜からの盛り上がりの少ないポリープが早期胆嚢がんなのかどうかを判定するのは容易ではないといわれます。
初期の検査の結果で、コレステロール系ポリープと診断された場合は、6〜12か月後に再度腹部超音波検査を行って、ポリープの状態が進行していないかどうかを確認します。
超音波映像の結果で、良性腫瘍や悪性のがんである可能性が疑われる場合は「超音波内視鏡検査」や「MRCP」などを行います。MRCP(Magnetic Resonance Cholangio Pancreatography)は、MRI装置で胆のう・胆管・膵管の画像を同時に描き出す手法で、造影剤やカテーテルを使用しない非侵襲的方法です。
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胆嚢ポリープの治療
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胆嚢ポリープのサイズが10mm以下くらいで小さい場合は、6〜12か月毎に超音波検査を行って経過を観察します。
10mmを超える大きさで、EUSなどで良性と診断された場合は、定期的な経過観察を行います。一方、悪性の疑いが排除できないなら、胆嚢摘出術を行うのが一つの選択肢となります。10mmを超える胆嚢ポリープの25%にがんが認められるとの説もあります。
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