|
裂肛・切れ痔の治療方針
|
裂肛(切れ痔)の場合の治療法は、切れ痔が起こる原因によって異なります。原因を見極めた上で正しい治療法を行う必要があります。
裂肛・切れ痔の症状が軽度であれば、生活習慣の改善で軽減できることもあります。また、簡単な塗り薬などでの併用も効果があります。しかし、症状が重い場合には、手術療法が必要となります。
|
|
生活改善での裂肛・切れ痔の治療
|
生活改善での裂肛・切れ痔の治療とは、便秘や下痢を繰り返すような日常生活を改め、規則正しい生活をすることをいいます。便秘や下痢が原因の痔では、生活改善により原因を除去することが基本です。
切れ痔の原因が便秘である場合、便秘の改善が不可欠です。適度な運動や食物繊維の摂取、十分な水分の補給で改善することもあります。必要なら、下剤を使用しますが、強すぎて下痢にならないようはものでないといけません。便はある程度の硬さが残る状態が好ましいです。
逆に、下痢が原因の場合、下痢の原因を突き止め、それを除去することが大切です。下痢には、ストレス性のもの、冷たいものの食べ過ぎ、強い香辛料の摂り過ぎなどがあります。
初期の裂肛・切れ痔であれば、その原因である便秘や下痢を改善できれば、かなり改善されますが、難航などの塗り薬を肛門の患部に塗ることで症状を更に軽快できるでしょう。
|
|
手術による裂肛・切れ痔の治療
|
切れ痔が重症になり、潰瘍やポリープができてしまったときや、日常生活の改善、塗り薬の使用、更には医師による治療を続けても症状が改善しないときは、手術が必要となります。
裂肛・切れ痔の手術は、治療部位などの関係でためらわれることも多いですが、早期に決断して手術してしまうことが肝要です。
裂肛・切れ痔だから大したことはないといって、あまり長期にわたって放置すると厄介な「痔ろう」に発展してしまうこともあるので注意が必要です。
痔ろうになってしまうとその治療はとても厄介です。痔ろうの治療は、単に悪い生活習慣の改善のようなことでは、効果がまったく期待できません。痔ろうの治療法は決定的に「手術」するしかないのです。
手術を恐れてためらっていたり、診察が遅れて症状が進行してしまうと、極端な場合には、手術が困難になってしまい、最終的に「肛門管がん」や「痔ろうがん」に発展してしまう危険性があります。また、痔ろうの場合、他の痔の症状とは異なり、お尻を温めるのは逆効果です。
|