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単純性甲状腺腫とは?
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単純性甲状腺腫とは、甲状腺機能亢進症状や低下症状が何もない上、炎症や腫瘍もない状態で、単に前頸部にある甲状腺が腫脹が認められる病気です。特に治療を必要としない、軟らかくびまん性のある甲状腺腫を指します。この病気では、血中甲状腺ホルモン値は正常で、かつ抗甲状腺自己抗体は陰性です。
若い人に多い思春期甲状腺腫、ヨード欠乏地域に多い地方性甲状腺腫、先端巨大症での甲状腺腫などがあります。
甲状腺腫が巨大化すれば器官や食道を圧迫して呼吸困難や燕下困難をきたすことがありますが、この病気の場合には、甲状腺機能検査は正常です。
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単純性甲状腺腫の原因
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何らかの原因により生体に必要な甲状腺ホルモンが不足の状態となり、これを補うために甲状腺が肥大した状態です。
甲状腺ホルモンが不足する原因には、思春期や妊娠などにより甲状腺ホルモンの需要の増大、地域的なヨード欠乏、海藻などからのヨードの摂取不足や過剰摂取、甲状腺ホルモン合成酵素の軽度の障害、先天的で軽度な甲状腺ホルモン合成障害などがあります。
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単純性甲状腺腫の診断
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甲状腺が肥大していますが、甲状腺機能検査を行うと、すべて正常という結果がでます。単純性甲状腺腫では、甲状腺ホルモン値は正常であり、抗甲状腺自己抗体は陰性となります。もしも、甲状腺機能が亢進していたり、低下している場合には、別の疾患です。この場合は、橋本病やバセドウ病などとの区別のために血液検査が必要です。
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単純性甲状腺腫の治療
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この病気は、基本的に甲状腺機能は正常なので治療は不要です。通常、何も治療することはなく、経過を観察します。しかし、将来的には甲状腺機能が変化する可能性もあるので、少なくとも年に一回の検査が必要です。
甲状腺腫が大き目で気になる場合、圧迫症状が強い場合には、甲状腺腫の縮小を目指して甲状腺ホルモン製剤を用いることがあります。
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