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化学伝達物質遊離抑制薬
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化学伝達物質遊離抑制薬とは、化学伝達物質(ケミカルメディエーター)の遊離を抑える薬です。
アレルギー反応による粘膜型肥満細胞からの化学伝達物質の遊離を抑制する作用も、炎症を抑制する作用も弱い医薬ですが、継続することで効果がでてきます。
この医薬は、効果が現れるまでに1〜2週間の服用が必要なので、他の薬でとりあえず急性発作を鎮めた後、その状態を維持するために用いられることが多くなっています。
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受容体拮抗薬
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受容体拮抗薬とは、遊離された化学伝達物質(ケミカルメディエーター)が作用しにくくする医薬で、いくつかの種類があります。
◆ヒスタミン拮抗薬(抗ヒスタミン薬:第1世代・第2世代)
・抗ヒスタミン薬には「第1世代」と「第2世代」とがあります。
・第1世代はくしゃみと鼻水に効果がありますが、鼻づまりへの効果は弱いために、主に軽症〜中等症の治療に用いられます。また、眠気、胃腸障害、口渇き、めまい、頭痛などの副作用があり、車の運転などには適しません。
・第2世代は、効き方が穏やかで、全般症状や鼻づまりに効果がありますが、効果を発揮するまでに2週間くらいかかります。継続すると症状の改善率が向上します。
◆トロンボキサンA2拮抗薬(抗トロンボキサンA2薬)
・トロンボキサンA2の作用を抑制する医薬で、鼻づまりに対する効果は第1・第2ヒスタミン拮抗薬よりも大きく、くしゃみにも効果があります。しかし、効き目が現れるのは緩やかで、4〜8週間くらいかかります。
◆ロイコトリエン拮抗薬(抗ロイコトリエン薬)
・ロイコトリエンは鼻粘膜のむくみを促進する化学伝達物質ですが、抗ロイコトリエン薬は、そのその働きを抑制する薬で、鼻づまりを改善する効果の他、くしゃみや鼻水にも効果があります。服用を始めると1週間くらいで効果が現れます。
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II型ヘルパーT細胞サイトカイン阻害薬
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II型ヘルパーT細胞からサイトカインが放出されるのを阻害する医薬で、各種サイトカインの放出を抑制する効果が期待されていますが、その効果があるかどうか明確ではありません。
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ステロイド薬
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アレルギー性鼻炎の治療に用いられるステロイド薬は、局所用の「鼻スプレー」と「内服用」とに分類されます。
鼻スプレー用のステロイド薬は、微量でも局所的効果が強く、ほとんど吸収もされないので、1年間程度の長期間使用しても全身的な副作用は出にくいです。効果は使用開始後1日程度で現れます。
内服用のステロイド薬は、アレルギー症状が重症・最重症・難治症などの特別な場合に限ってのみ使用されることがあります。しかし、副作用が非常に強いために、この治療法は好ましいものではありません。
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自律神経作用薬
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自律神経作用薬の中で「α交感神経刺激薬」は、うっ血に有効であり、鼻粘膜腫脹が強く鼻づまりがある場合に短期間使用されることがあります。
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抗コリン薬
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抗コリン薬は、即効性で鼻水に効果がありますが、くしゃみや鼻づまりには効果はありません。抗コリン薬には全身的な副作用があるので、使用する場合は「点鼻薬」に限定して使われます。
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