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クラミジア肺炎
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クラミジア肺炎(オウム病を除く)は、クラミジアという細菌による肺炎です。
病原体のクラミジア菌には三つの種類がありますが、それらはヒトを宿主として飛沫感染により伝播し、急性呼吸器感染症を起こします。通常は、密接な接触する者の間で小規模に感染が広がります。クラミジア肺炎は、市中肺炎としてよく見られる肺炎です。妊婦がクラミジアに感染していると、新生児が産道感染し、結膜炎や鼻炎、肺炎になることがあります。
クラミジアの潜伏期間は3〜4週間ですが、症状の現れ方は菌の種類により多少異なります。
クラミジア・トラコマーティスによるクラミジア肺炎では、生後3か月以内の新生児に鼻炎、結膜炎、咳、多呼吸、喘鳴、湿性咳嗽、呼吸困難などの呼吸器症状を呈します。発熱はありません。クラミドフィラ・ニューモニエによる肺炎では、発熱ほとんどなく、咽頭痛、鼻汁、嗄声、呼吸困難などがあっても軽度でですが、咳は長く続くことが特徴です。
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細菌性髄膜炎
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細菌性髄膜炎は、多くの原因細菌の感染によって引き起こされる中枢神経系の感染症で化膿性髄膜炎とも呼ばれます。細菌性髄膜炎は、人間の脳にある髄膜・脳脊髄液に細菌が侵入し感染して起こります。
急性髄膜炎は、38〜40度Cの発熱、激しい頭痛、悪寒、首の硬直、咽頭痛、嘔吐などの初期症状で発症します。また、項部硬直という髄膜刺激症状がみられます。高熱が続きせん妄や意識障害、脳神経症状も現れます。
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無菌性髄膜炎
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無菌性髄膜炎は、通常の検査方法では病原体が見つからない髄膜炎です。通常、無菌性髄膜炎といえば、このウイルス性髄膜炎を意味しています。ウイルスが原因で発症する髄膜炎であれば、通常は良好な経過をとりますが、細菌が原因菌となる場合には最悪の終末を迎える可能性があります。
この病気の感染経路は、通常は保菌者との接触感染、保菌者の唾や鼻汁、くしゃみなどの飛沫感染、原因菌に汚染された食物による経口感染、あるいは媒介動物を介した感染などです。
無菌性髄膜炎の潜伏期間は、起因病原体により異なりますが、多くは、2〜5日程度で、急性の発熱、悪心、吐き気、嘔吐などの症状で発症します。
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マイコプラズマ肺炎
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マイコプラズマ肺炎は、細菌とウイルスの中間に位置するマイコプラズマ・ニューモニエという微生物により起こる肺炎です。
感染後の潜伏期は10日程度で、通常は発熱をともない急激に発症し、頑固な乾いた咳が長く続きます。咳は早朝や夜間就寝時に強く出ます。
飛沫感染による感染なので幼稚園などで流行する危険性が大きい病気で、小児や若年成人に比較的多く発症しますが、1歳以下の乳児では少ないです。
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薬剤耐性緑膿菌感染症
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薬剤耐性緑膿菌感染症は、薬剤耐性を有する緑膿菌による感染症です。
緑膿菌は、日常の生活環境中に普遍的に常在する菌で、細菌学的には大腸菌や肺炎桿菌と同様なグラム陰性桿菌の仲間で、普段は健常者に対しては病原性を示さない弱毒細菌です。
多剤薬剤耐性緑膿菌感染症の感染経路は、病院内などで、尿、喀痰、膿、便、浸出液などで汚染された手指や医療器具への接触、病院内などでの患者の唾や咳での飛沫などで感染します。
薬剤耐性緑膿菌感染症では、手術後の患者などで体力が低下し感染防御機能の低下した人、抗菌薬長期使用中の患者などに対して日和見感染し、敗血症や骨髄、気道、尿路、皮膚、軟部組織、耳、眼などに多彩な感染症を引き起こします。
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ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
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ペニシリン耐性肺炎球菌感染症は、ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)による感染症です。PRSPは、肺炎球菌や化膿連鎖球菌などグラム陽性球菌に有効な抗生物質なペニシリンに対して耐性を獲得した肺炎球菌です。
この菌は、感染患者からの飛沫により経気道感染を起こします。更に上気道より感染すると、血流に乗って移動し他臓器へも感染します。
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症では、通常の肺炎と同様な症状を呈するほか、副鼻腔炎、心内膜炎、心嚢炎、腹膜炎、関節炎、まれには尿路生殖器感染から菌血症を引き起こすこともあります。
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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
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抗生物質のメチシリンに耐性を獲得した黄色ブドウ球菌をMRSAと呼びますが、この細菌は種々の抗生物質が効かなくなる多耐性の黄色ブドウ球菌です。
病院内に入院中の患者の中で免疫力が低下した人に日和見的に感染することが多く見られます。院内感染で一旦発症すると、耐薬品性により抗生物質が効かないために治療はとても困難となります。治癒しても後遺症が残ったり、しばしば死にいたることもあります。
MRSAによる感染症としては肺炎、敗血症、腸炎、髄膜炎、胆管炎などがあります。
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