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身体の病気

甲状腺がん


 甲状腺は、頚部前面にあり「甲状腺ホルモン」や「カルシトニン」などのホルモンを分泌する内分泌器官です。

 甲状腺の重さは15~20g程度で、大きさは上下方向に3~5cm程度あります。

 この甲状腺にできた悪性腫瘍の内で上皮由来のものが〔甲状腺がん〕です。


 〔甲状腺がん〕の症状は、喉にしこりを感じたり、喉の痛みやしわがれ声などがあります。また、飲食物を飲み込み難くなる嚥下障害が現れることもあります。

 〔甲状腺がん〕には病理組織型の分類として「乳頭癌」「濾胞癌」「未分化癌」および「髄様癌」という4つの種類があります。

甲状腺がんの種類
乳頭癌  表面に凸凹のある硬い結節を有する。発生頻度は全甲状腺がんの中の80%程度。

濾胞癌  比較的柔らかい結節を有する。発生頻度は全甲状腺がんの中の10~15%程度。

未分化癌  乳頭がん、濾胞がんを母地として発生し、硬い結節を有する。高齢者に多く、発生頻度は全甲状腺がんの中の3~5%程度。極めて悪性で予後も悪い。

髄様癌  硬い結節を有し、甲状腺の両葉に浸潤することが多い。発生頻度は全甲状腺がんの中の3~5%程度。


 〔甲状腺がん〕の発症原因に遺伝的原因も考えられますが、真の原因は不明です。しかしロシアのチェルノブイリで発生した原子力発電所の大事故の後、多数の周辺住民が甲状腺がんを発症したことから、放射線が大きな原因になることが分かっています。

 易学的には、甲状腺がんは40歳以上の人に多発する傾向にあり、男女比では女性が男性の4倍ほど多く発症します。

 日本でも9.11東日本大震災・東電原子力発電所事故の影響で、放射線を浴びた多くの人たちがいるので、将来、〔甲状腺がん〕が多発するのではないかと懸念されています。