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子宮体がん

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子宮の構造  女性性器の中で重要な役割を果たす子宮は「子宮体部」「子宮頸部」および「膣部」から成り立っています。

 子宮体部の中心部には子宮腔があります。また、子宮頸部は、子宮体部と膣とを連結する細い管状の部分です。

 子宮体部の中央にある子宮腔は、子宮壁によって取り囲まれていて、子宮壁は、子宮内膜・子宮筋層、および子宮外膜という三層構造から成り立っています。

 子宮腔は子宮最内部にあり、妊娠するとここで胎児が育つ場所です。子宮筋層は、妊娠や陣痛のときに伸縮する役割を果たします。子宮外膜は薄い腹膜の一種で「漿膜」とも呼ばれています。


 子宮腔の内側を覆う粘膜に出来るがんが子宮体がんです。子宮内膜から発生する「腺がん」とそれ以外の組織から発生する「肉腫」とがあり、9割ほどは腺がんです。初期の段階から不正出血などの症状が現れます。進行してくると下腹部に激しい痛みがでてきます。

 子宮体がんは、子宮がん全体の20〜30%を占め、40歳代から増加し始めて、50〜60歳代で最も多くなります。閉経期前後から閉経期以降の比較的早い時期に多く発症する疾患です。

 子宮体がんは、閉経後の女性、未婚の女性、妊娠や出産経験がないか少ない女性、動物性脂肪を好む肥満体女性に多く発症するといわれます。これらの女性では、乳がんの発生率も高くなる傾向があります。