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トリコモナス膣炎の治療方針
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トリコモナス膣炎は薬物療法で容易に完治できますが、治療に当たっては絶対に注意すべき点がいくつかあります。注意点を守って早期治療に努めましょう。
適切な治療をすれば、通常は2週間以内に軽快するのが普通です。
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トリコモナス膣炎の薬物療法
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トリコモナス膣炎の治療法は、「膣剤」と「内服薬」とを併用して行います。トリコモナス原虫が、膣の他に、尿路などに侵入・潜伏している可能性があるため、膣錠だけでなく、内服薬の同時治療が必要なのです。
通常、使用される医薬としては「メトロニダゾール(フラジールなど)」や「チニダゾール(ハイシジン)」を内服しながら、同じ薬剤の膣剤を併用するのが一般的です。通常はどちらか一方の医薬が使用されますが、二つの医薬を併用することもあります。
膣剤は、治療している1〜2週間、毎日、膣の奥に挿入します。女性では内服薬と膣剤との併用が不可欠ですが、男性の場合は、内服薬の服用のみとなります。治療には2週間ほどかかりますが、確実に完治します。
この病気の治療に当たっては、性交渉のパートナーが同時に治療しなくては効果がありません。パートナーも感染しているのが普通ですから、一方だけが治療しても、再び容易にピンポン感染し再発してしまいます。
治療終了してから数日後に、もう一度検査を受けて、トリコモナス原虫が退治できたことを確かめます。
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治療上の注意点
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治療に当たって最も重要なことは、セックスパートナーと同時に治療を受けることです。このことは、再発を防止するために不可欠です。治療期間中の性行為は出来るだけ慎み、どうしても行う場合にはピンポン感染防止のために必ずコンドームを使用します。
トリコモナス原虫を駆除するための医薬は、アルコール分解を阻害するため、ときに悪酔いやアルコール中毒を引き起こすことがあるので、治療期間中の飲酒は禁忌です。アルコールは絶対に飲んではいけません。
メトロニダゾールやチニダゾールの内服薬は、妊娠12週以内は、禁忌とされています。妊娠初期にこれらの医薬を内服すると、その医薬が胎児へ移行してしまい「胎児奇形」を起こす危険性があるためです。妊娠初期の治療では膣錠のみで行わなくてはなりません。また、薬剤が母乳中へも移行するため、治療期間中の授乳も中止しなければなりません。
妊婦がトリコモナス原虫に感染しても、それ自体で胎児に影響することはありませんし、出産時に新生児に移ることもありませんが、一般に妊婦の治療では、経口薬の服用は避け、腟剤挿入のみでの治療が行われます。
尚、一般論として、公共施設で脱衣するときにも下着類はビニール袋に入れるなどの注意をしないと、感染の可能性があります。また、下着でじかに床面に座るなども危険です。温泉の風呂場などで、大浴場の縁などに裸でじかに座るのも危ないです。
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