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医薬品

〔サプリメント〕

 

 薬は特定の疾病に対して、効果・効能・効き目があります。

 一方、いわゆる健康食品やサプリメントは、日常の食事などでは不足しがちな栄養成分を補充する目的で作られ、主に健康保持・健康増進の効果があるとされる食品です。

 いわゆる健康食品は、あくまでも食品であり、医学的効果・効能をうたえるものではありません。


 サプリメントはあくまでも健康の維持・増進が目的であり、特定の栄養分を補充する目的の錠剤などを意味し、直接的に病気の治療に役立つものではありません。

 薬は特定の疾患を治療したりする効果がありますが、サプリメントにはそのような効果をうたうことはできません。


サプリメントの分類 ◆〔サプリメント〕にはどんな種類があるかその分類を示します。
食品としての分類  サプリメントの正式な定義とか確たる定義というものは存在しませんが、食品の一種として分類することがあり、便宜上、〔特定保健用食品(トクホ)〕〔栄養機能食品〕〔健康補助食品〕の3つに分類されることがあります。

 これらの中で、特定保健用食品と栄養機能食品は保健機能食品と呼ばれ、いわゆる「健康食品」のうちで、国が安全性や有効性を考慮して定めた規格・基準を満たすものとされています。

食品としてのサプリメントの分類
特定保健用食品  身体の生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含み、特定の保健的目的を期待できる食品を特定保健用食品といいます。

 これらの食品は、安全性・有効性、期待できる効果・効能には科学的根拠が必要であり、個別に厚生労働省の審査を経て許可が必要ですが、効果や効能を表示することができます。

栄養機能食品  1日に必要な栄養素が不足した場合などに摂取する、栄養素の補給を目的とした食品のことを栄養機能食品といいます。

 ビタミン・ミネラルなど14種類の栄養成分が含まれており、厚生労働省が設定した上限値・下限値の範囲内であれば、申請や審査は不要で発売・販売することができます。

健康補助食品 健康補助食品健康補助食品とは、(財)日本健康・栄養食品協会(JHFA)が認定した健康食品のことで、JHFAマークを表示することができます。

 健康補助食品の種類には、タンパク質類から、ビタミン類、ミネラル類、脂質類、糖類、キノコ類、ハーブ等、藻類、発酵微生物類などがあります。


目的別の分類  サプリメントをその機能で分類することがあります。サプリメント機能別分類としては、〔ベースサプリメント〕〔ヘルスサプリメント〕および〔オプショナルサプリメント〕の3つに分類されます。

 基本的に、サプリメントを摂取する優先順位は、次のようにするのが好ましいとされています。

 「ベースサプリ」→「ヘルスサプリ」→「オプショナルサプリ」

機能によるサプリメントの分類
ベース
サプリメント
(栄養欠損補充)
 ベースサプリメントは、ビタミンやミネラル、食物繊維など、人間が健康的生活を送る上で必要不可欠な成分を補うのが目的のサプリメントです。

 本来は食事で摂取すべきものではあるのですが、近年のいろいろな食事事情で、ややもすると不足する栄養成分であるので、このようなサプリメントが必要とされ、日々継続的に摂ることで効果が高まります。

 代表的なベースサプリメントには、マルチビタミン、マルチミネラル、乳酸菌、食物繊維、コラーゲン、プロテイン、レシチンなどがあります。

ヘルス
サプリメント
(健康維持・増進)
 ヘルスサプリメントは、身体の体調調整機能に係わる栄養成分を含むサプリメントです。

 免疫力や抗酸化力などを助けて、健康の維持・増進に役立ちます。

 代表的なヘルスサプリメントには、青汁、発芽玄米、大豆イソフラボン、アロエ、プロポリス、ローヤルゼリーなどがあります。

オプショナル
サプリメント
(改善目的)
 オプショナルサプリメントは、特定の臓器や器官の不調や症状の改善を助ける成分が含まれるサプリメントです。

 医薬品に近い性質のサプリメントなので、それらを摂取する際は、医師や薬剤師に相談することが好ましいとされます。

 代表的なオプショナルサプリメントには、セントジョーンズワート、マカ、イチョウ葉エキス、エキナセナ、朝鮮人参(高麗ニンジン)などがあります。