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甲状腺ホルモン剤

 甲状腺ホルモンは、甲状腺から分泌されるアミノ酸誘導体ホルモンで、全身の細胞に作用して細胞の代謝率を上昇させる働きをします。甲状腺ホルモンが過剰に分泌され血液中濃度が高くなると甲状腺中毒症が現れます。典型的な疾患はバセドウ病です。バセドウ病では、眼球突出、暑がり、多汗、心悸亢進、手足のふるえ、疲労感、体重減少などの症状がでます。バセドウ病は、女性が男性の4倍ほど高い率で発症します。


 甲状腺ホルモン合成の過程に異常があり、十分な量の甲状腺ホルモンが分泌されない場合、甲状腺機能低下症が起こります。レポチロキシンナトリウムはこのように低下した甲状腺ホルモンの分泌を補う薬です。

甲状腺ホルモン剤
代表的な処方薬
 レポチロキシンナトリウム・チラーヂンSなど

特色・効能  レポチロキシンナトリウムなどの甲状腺ホルモン剤は、低下した甲状腺ホルモンの分泌を補います。

副作用  狭心症、ショック、うっ血性心不全、肝機能障害などの副作用がでる場合があります。

飲み合わせ  ヨウ素が含まれる海藻を大量に摂取すると、ヨウ素による甲状腺ホルモン亢進作用のために、薬の作用が強まったり副作用がでる場合があります。