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医薬品

〔胃腸薬〕

 

 暴飲暴食をすると、次の日の朝には不快感で眼が覚めたりします。暴飲暴食によって胃腸が不調になった証拠です。

 胃腸の具合が悪くなったら、すぐに服用できる市販薬がたくさんあります。

 ここでは、市販の胃腸薬や胃薬の中でどんなときに服用できる胃腸薬があるのかみてみましょう。

 いわゆる胃腸薬や胃薬にも副作用はあるので自分に合った胃腸薬を見つけることが大切です。


 胃腸薬や胃薬が必要となるのは次のような症状のときです。

 ・食べすぎ・飲みすぎ・胃痛(総合胃腸薬)
 ・食べすぎによる消化不良(消化)
 ・食欲不振・胃もたれ・膨満感(健胃消化)
 ・胃弱(健胃・漢方主製剤)
 ・胃痛・胸やけ(制酸・胃粘膜修復)
 ・二日酔い・飲みすぎ


胃腸薬 ◆〔胃腸薬〕にはいくつかの種類があるので、それらの特徴をご説明します。
胃腸薬の種類  胃腸薬には分類として、次のような種類があります。

 ・ヒスタミンH2受容体拮抗薬
 ・消化性潰瘍治療薬
 ・乳酸菌製剤

ヒスタミH2受容体拮抗薬  ヒスタミンH2受容体拮抗薬系胃腸薬の代表的な市販薬には、次のような医薬がありあります。ここでは、これらのヒスタミンH2受容体拮抗薬系胃腸薬の効能や副作用などを示します。

 ・アルメサック錠
 ・ザッツブロック
 ・スカイジン
 ・住友胃腸薬スコープ
 ・センロックエース
 ・フロンディティア錠

ヒスタミH2受容体拮抗薬の特性
特色・効能  シメチジンなどのヒスタミンH2受容体拮抗薬は消化性潰瘍の治療薬です。ヒスタミンH2受容体拮抗薬は、胃酸の分泌を促すヒスタミンの働きを抑制することで胃酸の分泌を抑え、胃壁への胃酸の刺激を軽減し、潰瘍を治療します。

副作用  ショック、呼吸困難、全身発赤、再生不良性貧血、血小板減少、肝臓障害などの重大な副作用を起こすことがあります。

飲み合わせ  シメチジンは、生活習慣病に予防効果のあるビタミンB12の吸収を妨げる作用があります。このため、この薬を長期に使用するときは、ビタミンB12を多く含有する魚介類などを多めに摂取する必要があります。

 また、この薬を服用中にアルコールを飲むと、アルコールの分解が遅くなり酒に酔いやすくなります。タバコを吸うと潰瘍が再発しやすくないます。


消化性潰瘍治療薬  消化性潰瘍治療薬系胃腸薬の代表的な市販薬には、次のような医薬がありあります。ここでは、これらの消化性潰瘍治療薬系胃腸薬の効能や副作用などを示します。

 ・三井Z胃腸薬
 ・大正エスブロックZ
 ・ストマクールA細粒
 ・マーロックスプラスチュアブル錠

消化性潰瘍治療薬の特性
特色・効能  消化性潰瘍治療薬は、分泌される胃酸を中和して胃の粘膜に付着することで、粘膜の炎症部分を保護し、消化性潰瘍や胃炎を治療します。

副作用  食欲不振、悪心、胃部不快感、骨軟化症、高マグネシウム血症などが起こることがあります。

飲み合わせ  ステーキなどに含まれるリン酸とこの薬の中のアルミニウムが結合してリン酸アルミニウムになると、胃酸の中和力が弱まります。また、大量の牛乳を飲むと高カルシウム血症を起こす恐れがあります。


乳酸菌製剤  乳酸菌製剤系胃腸薬の代表的な市販薬には、次のような医薬がありあります。ここでは、これらの乳酸菌製剤系胃腸薬の効能や副作用などを示します。

 ・強力アタバミン
 ・新ビオフェルミンS
 ・ビフラミン
 ・ラクトミン

乳酸菌製剤の特性
特色・効能  この種の胃腸薬は、乳酸菌(ラクトミン)や有用菌(ビフィズス菌、アシドフィルス菌、フェーカリス菌)などの活性乳酸菌を補給して、腸内の細菌バランスを正常に保ちます。腸内の異常発酵を抑制して、便秘、下痢、軟便などの症状を改善します。

副作用  基本的にこれほど安全な薬も少なく、副作用はほとんど起こりませんが、製品によっては、ごく稀に発疹や過敏症状がでることもあります。

飲み合わせ  問題となるような食べ合わせはありません。但し、牛乳アレルギーのある方は、この薬を服用すると、アレルギー症状がでる恐れがあります。



止瀉薬 ◆〔止瀉薬〕とは下痢止め薬のことです。
止瀉薬(下痢止め薬)  止瀉薬(下痢止め薬)には、次のような種類があります。ここでは、これらの止瀉薬(下痢止め薬)の効能や副作用などを示します。

 ・イノック下痢止め
 ・シグナル下痢止め
 ・中外下痢止め
 ・マルピー下痢止めS

止瀉薬(下痢止め薬)の特性
特色・効能  基本的に止瀉薬として作用する医薬には、クレオソート、ベルベリンなどがあります。

 クレオソートは、殺菌作用があり、他の整腸生薬と配合されて止瀉薬となります。

 ベルベリンは、腸内殺菌作用、腸内腐敗・発酵抑制作用、創面治療、抗炎症作用、蠕動抑制作用、胆汁分泌作用などがあり、下痢症の薬として用いられます。

副作用  重大な副作用として、著しい便秘症やジンマシン、肝障害などが発生することがあります。

飲み合わせ  止瀉薬とロペラミドを含む薬とを同時に服用すると、吸着されて下痢止めの効果が弱まります。