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〔不整脈治療薬〕

 

 不整脈というのは、心拍数やリズムが一定でなく不安定な状態になることをいいます。

 また、心拍数や脈拍が整脈のように見えても、心電図異常がある場合は臨床的には不整脈と判断されます。

 不整脈は心電図の現れ方の違いとして4つのパターンに分類されています。

 心臓上部にある洞結節が発する電気刺激によって、心拍は繰り返されています。この心拍のリズムが何らかの原因で狂うことで、頻脈や徐脈の不整脈が起こります。


 不整脈は多くの人が一時的に経験することがありますが、何かの病気が原因の場合もあるので、症状が繰り返すようであれば、医師の診断が必要です。

 不整脈には、全く自覚症状のない不整脈もあるのですが、これを放置すれば生命の危険を伴っており突然死も起こりえます。

 また、いわゆる持病としての不整脈はないとしても、ごく普通の人でも、体調不良や病気のときに不整脈を起こすことはよくあることです。


不整脈治療薬 ◆〔不整脈治療薬〕にはいくつかの種類があるので、それらの特徴をご説明します。
不整脈治療薬  不整脈治療薬には、次のような種類があり、それぞれの種類に多くの医薬があります。ここでは、不整脈治療薬の種類と医薬を示します。

 ・カリウムイオンチャネル拮抗薬(アミオダロン)
 ・メキシレチン


カリウムイオンチャネル拮抗薬(アミオダロン)  カリウムイオンチャネル拮抗薬(アミオダロン)系の不整脈治療薬には、アミオダロン、アンカロンなどがあり、これらのカリウムイオンチャネル拮抗薬(アミオダロン)の効能や副作用などを示します。

カリウムイオンチャネル拮抗薬(アミオダロン)の特性
特色・効用  デミオダロンという不整脈治療薬は、カリウムイオンが心筋細胞外へ流出するのを抑制し、体液の浸透圧を調整して心臓の異常な興奮を鎮める医薬です。この薬は確実な効果がある反面、副作用も強いので医師の管理下のみで使用されます。

副作用  間質性肺炎、肺胞炎、肺繊維症、心不全、徐脈などの副作用がでることがあります。

飲み合わせ  アミオダロンを服用中にグレープフルーツジュースを飲んだり、グレープフルーツを食べると、薬を代謝(分解、解毒)作用が抑制され、血液中の薬がいつまでも残ることで、本来の薬の作用が強まり過ぎることがあります。



 逆にハーブのセントジョーンズワートと飲み合わせると、薬の作用が弱まります。

 この薬と相互作用を起こす薬はかなり多いので、別の薬を服用中は、併用しても大丈夫か医師に確認してもらう必要があります。


メキシレチン  メキシレチン系の不整脈治療薬には、次のような医薬があります。ここでは、これらのメキシレチンの効能や副作用などを示します。

 ・メキシレチン
 ・メキシチール
 ・メキシバール
 ・オルゾロン
 ・トイ
 ・メズサシン
 ・メルデスト
 ・メレート
 ・ポエルテン
 ・モガレーン

メキシレチンの特性
特色・効用  この医薬はナトリウムイオンが心筋細胞内へ侵入するのを抑制し、体液の浸透圧を正常化することで、心臓の異常な興奮を鎮める薬です。主に頻脈性不整脈の治療に使用されます。

副作用  角膜色素沈着、甲状腺機能異常、肝機能障害、肺繊維症、錯乱などの重大な副作用がでることがありますが、不整脈治療薬の中では比較的影響が少ない医薬です。

飲み合わせ  メキシレチン服用中に喫煙すると、この薬の血中濃度が低下して、薬の力が弱まります。

 また、この薬の服用後にコーヒーを飲むと、カフェインの血中濃度上昇を招き、カフェインによる中枢神経興奮作用が強くでる可能性があります。