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〔水虫治療薬〕

 

 水虫は皮膚糸状菌というカビ(白癬菌:はくせんきん)が皮膚、爪、毛髪などの角質層に侵入する感染症です。

 この白癬菌は角質内部に侵入し繁殖するのですが、ここでは白血球による駆逐は不可能です。  しかも皮膚の新陳代謝以上の速度で侵食してくるため、自然治癒はほぼ期待できません。

 特に、爪に侵入した水虫菌は退治がとても厄介で、実際上、塗り薬での治療は不可能です。


 水虫に罹ると、主に足に水疱、発赤、痛痒感をもたらします。これを放置すると、足の爪内部深くまで菌が侵入し、爪水虫と呼ばれる症状が現れます。皮膚表面の水虫は、塗り薬で治療することが可能です。

 爪水虫は塗り薬での治療は不可能で飲み薬が必要となります。爪水虫では、爪が曲がったり、黄色や白く濁り、粉を吹き、厚ぼったくなります。水虫の薬でグリセオフルビンなど比較的昔の薬では、爪水虫を完治するのに6~12か月かかります。しかし、最近開発されたラミシール錠やイトリゾール錠などでは、4~6か月くらいで完治することが多いです。

 なお、田虫(たむし)、陰金(いんきん)、白雲(しらくも)などと呼ばれる病気がありますが、これらは同じ白癬菌による感染症で、感染した場所によって呼び名が変わるだけです。皮膚に感染すれば田虫、陰部に感染すれば陰金、頭に感染すると白雲となります。


水虫治療薬 ◆〔水虫治療薬〕にはいくつかの種類があるので、それらの特徴をご説明します。
水虫治療薬  水虫治療薬には、抗真菌薬などがあり、それぞれの種類に多くの医薬があります。


抗真菌薬  抗真菌薬系の水虫治療薬には次のような医薬があり、これらの抗真菌薬の効能や副作用などを示します。

 ・グリセオフルビン
 ・グリセオフルビンSG
 ・グリセチンV
 ・グリソビンFP
 ・グセルビンFP
 ・フルシンF
 ・ポンシルFPなど

抗真菌薬の特性
特色・効用  グリセオフルビンなどの抗真菌薬は、水虫やたむし(白癬)などの治療薬です。普通の水虫薬は塗り薬が多いですが、グリセオフルビンは飲み薬です。

 この医薬は、爪、皮膚、毛髪などのケラチン含有細胞に蓄積され、これらの細胞に真菌が侵入するのを防ぎます。特に効果があるのは、通常の皮膚上の水虫よりも、爪の内部にできる爪水虫の治療です。

副作用  悪心、頭痛、嘔吐、めまい、光線過敏症、色素沈着、眠気、不眠などの症状がでることがあります。

飲み合わせ  血栓症や心筋梗塞の治療薬、睡眠・鎮痛薬、痒み止めなどの治療薬と同時に服用することは厳禁です。

 服用時にアルコールを摂取すると、頭痛、顔面紅潮、発汗、頻脈、動悸などの副作用が現れます。また、牛乳を飲むと、薬の作用が強くなりすぎます。