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精油の抽出方法

 
 アロマテラピーに絶対欠かせないものといえば精油です。

 ハーブをはじめ、いろいろな植物から、わずか1ミリリットルの精油を抽出するのに必要な原料の量は、莫大な量となります。

 たとえば、バラの場合には約1000個もの花びらが必要だとされます。


 このように、植物の有用成分がぎっしりと凝縮されている精油はとても貴重なものということができます。

 さて、その精油の製造には古い歴史があるのですが、現在使われている製造方法には、下記の4つの方法がありますが、原料として使用する植物の性質や、使う部位によって、異なる方法で作られます。

 ・水蒸気蒸留法
 ・圧搾法
 ・溶剤抽出法
 ・冷浸法

 精油を抽出するもっとも基本的な方法は水蒸気蒸留法と呼ばれる方法です。この方法はローマ時代に発明された精油の抽出法です。現在では効率的に精油を抽出するために、装置も大きく、複雑になってはいますが、その基本原理は古代のものと何ら変わりはありません。

精油の抽出方法 ◆〔精油の抽出方法〕をお説明します。
水蒸気蒸留法  この方法は古来より伝わる最も一般的な精油抽出法です。

 原料の植物などを蒸留釜に入れて蒸し、芳香成分を水蒸気とともに蒸発させパイプに導きます。次いで、パイプを冷却して水分と精油成分の混合液を取り出します。精油成分は水より軽いので上部に浮き、下部には蒸留水が溜まります。上部の精油成分だけを採取して精油が製造されるのです。

圧搾法  レモン・オレンジ・グレープフルーツ・ベルガモット・ライム・マンダリンなどの柑橘類の精油の抽出方法として使われています。柑橘系の果実の皮を押しつぶし、皮を絞って果汁と分離した油を取り出します。

 この抽出方法では、熱を加えることなく精油を抽出するので、他の抽出法で採られた精油よりも変質しやすいのが特徴です。精油のビンを開封したら6か月位に内に使い切るのがいいでしょう。

溶剤抽出法  溶剤に原料の植物を漬けて、精油成分を溶かし出したあと、ヘキサン・石油ベンゼンやエーテルなどの有機溶剤を用いて精油を抽出する方法です。

 精油に溶剤が若干残ることもあるといわれます。

冷浸法  冷浸法はアンフルラージュとも呼ばれる精油の製造方法で、ローズやジャスミンなどの花からもっとも高品質な精油を抽出するための伝統的な方法です。

 動物性油脂を塗った板の上に、花びらを広げておき、香りの成分をオイルに吸着させて取り出します。とても手間のかかる作業なのでコストも高くなり、精油の値段も高価になるため、最近では滅多に使用されません。