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健康増進

キャリアオイル

 
 アロマテラピーの有効成分が凝縮した精油(エッセンシャルオイル)は非常に凝縮されています。

 そのため、そのまま直接肌には使えません。

 濃すぎると逆効果となったり、あるいは危険でもあるからです。

 ですから、マッサージなどに使用するには、効果があり安全な濃度に希釈しなければなりません。


 精油(エッセンシャルオイル)を希釈するために用いるのが「キャリアオイル」や「クレイ」、またはその他の基材です。

 キャリアオイルにはいくつかの種類がありますが、主なものは植物油です。キャリアオイルは主に肌に直接塗布するときに使用します。クレイはパックを作るときに使います。

 キャリアオイルは精油を希釈するために必要不可欠のものですが、単に精油を薄める為だけのものではなく、基材そのものにも多少の効果が期待されるものです。キャリアオイルもエッセンシャルオイルと同様、目的に応じて使い分ける事が重要です。キャリアオイルの用途、目的をあげれば次のようなものになります。

 ・精油(エッセンシャルオイル)を希釈し、有効成分を肌上に留める効果
 ・皮膚への栄養分補給(ビタミン類や必須脂肪酸類)
 ・エッセンシャルオイルの成分を体内へ運ぶ
 ・肌の軟化作用および油分がマッサージを滑らかにする

 代表的なキャリアオイルは、葡萄の種子から抽出されるグレープシードオイルや、南米の砂漠の植物ホホバの実から抽出されるホホバオイル、アーモンドの種子から絞るスイートアーモンドオイルなどです。また、食用としてもおなじみのオリーブ油やセサミ油なども使用されます。代表的なキャリアオイルの特製などを下記の表に示しておきます。

キャリアオイルの種類 ◆数多いキャリアオイルの中から代表的なものをご紹介します。
グレープシードオイル  葡萄の種子から搾った緑色がかったちょっと黄色いキャリアオイルです。リノール酸を主成分とし、ビタミンEを豊富に含んでいます。サラリとして滑りがよく低刺激性で使い心地のいいオイルです。

グレープシードオイルの用途など
学名 Vitas vinera
部位 葡萄の種子
用途 スキンケア(特に敏感肌・湿性肌)・ボディケア

ホホバオイル  南米原産のホホバの種子を絞ったキャリアオイルです。高級不飽和脂肪酸と高級不飽和アルコールからなる酸化安定性が高いオイルです。コラーゲンに似た構造で肌によく馴染み、べたつきも少なく浸透性にすぐれたいます。

ホホバオイルの用途など
学名 Simmondsia chinensis
部位 ツゲ科直物の種子(オイル状のワックス)
用途 スキンケア(全ての肌)、ボディケア、ヘアケア(毛穴をつまらせることがあるので、よく洗い流す)、乳化剤

オリーブオイル  オリーブの実を絞ったオイルで抗酸化物質のポリフェノールを含みます。ビタミンEも含み肌をしっとりとさせ老化防止作用が高いですが、ちょっとべたつきます。

オリーブオイルの用途など
学名 Olea europaes
部位 オリーブの果実
用途 スキンケア(特に乾燥肌)、ボディケア・ネイルケア・ヘアケア

小麦胚芽油
(ウィートジャーム)
 小麦胚芽油から採取されるオイルでビタミンA、B、Eや蛋白質、ミネラルが豊富でちょっと香りが強いオイルです。粘性が高く、独特の臭いもあるので、他のオイルと混合して使用します。小麦のアレルギー反応が強いので肌の弱い方は事前にパッチテストしてください。

小麦胚芽油(ウィートジャーム)の用途など
学名 Triticum vulgare
部位 胚芽
用途 スキンケア(特にエイジング・乾燥肌)、ハンドクリーム、ヘアケア

マカデミアナッツオイル  マカダミアナッツから採れるオイルで、オレイン酸が主成分でパルミトレイン酸(20%)、ビタミンを豊富に含む。皮膚への浸透性がよく、血行促進作用もあるので全身のマッサージに向いています。

マカデミアナッツオイルの用途など
学名 Macadamia inergrifolia
部位 マカダミアナッツの果実
用途 スキンケア(全ての肌・特にエイジング・乾燥肌)、ボディケア

スィートアーモンドオイル  アーモンドの種子から絞ったオイルで、オレイン酸のトリグリセリドを主成分とし、ブトウ糖、ミネラル、ビタミンD・E、蛋白質を多く含みます。酸化の心配が無く全身のマッサージに向いています。やや粘性があり肌を保護し柔軟にします。

スィートアーモンドオイルの用途など
学名 Prunus amygdalue
部位 スィートアーモンドの種子
用途 乳幼児から大人まで、全てのタイプの肌に。ボディケア・ハンドケア・ネイルケア

月見草オイル
(イブニングプリムローズ)
 ビタミン、必須脂肪酸、γ-リノレン酸を5~9%含みます。γ-リノレン酸は保湿作用に優れ、炎症を鎮めてホルモンのバランスを整え、アレルギー症状によいとされます。他のオイルに10%ほど加えて使用します。酸化が早いので早めに使い切りましょう。

月見草オイル(イブニングプリムローズ)の用途など
学名 Oenothera biennis
部位 月見草の種子
用途 スキンケア(特にアレルギー肌)・ボディケア

その他のキャリアオイル  これまでにご紹介した以上のキャリアオイルは、どれも定番のキャリアオイルですが、アロマテラピーに使われるキャリアオイルには、この他にも次のようなものがあります。既にアロマテラピーのベテランになっている方には、このようなものも試してみると楽しいかもしれません。

その他のキャリアオイルの種類
その他1 ・セサミ油
・マカデミアナッツ油
・カロフィラム油
・ボリジ油
・アルニガ油
・γ-リノレン酸
・アボガド油

その他2 ・ローズヒップ油
・アプリコットカーネル油
・ヘーゼルナッツ油
・ピーチカーネル油
・ひまわり油
・キャロット油
・ピーナツ油

その他3 ・ファーナス油
・マセレティッド油
・カレンデュラ油
・ココナッツ油
・セントジョーンズワート油
・アロエ油・コンフリー油