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栄養成分

ビタミン様物質とは

 ビタミンが生物の生命維持に必要不可欠な成分であることはよく知られています。

 しかし、ビタミンに類似した物質もまたビタミンに近い働きをし、健康維持に有効であることが分かってきました。

 ビタミンと似た作用をし、ビタミンの働きを助ける成分を「ビタミン様物質」と呼んでいます。


 これらの物質は、体内でも合成され特別な欠乏症状を起こさないためにビタミンとは区別されています。

 しかし、これらのビタミン様物質も、ビタミンと同様に、糖質や脂質、たんぱく質の代謝反応に関わる重要な働きをしています。

 そのため、数多くのビタミン様物質がありますが、さまざまな病気予防や健康維持に有益な栄養素として注目されています。
 胃粘膜の回復に有効なキャベジン(ビタミンU)が胃腸薬として知られています。また、最近では、ユビキノン(コエンザイムQ10)などが細胞膜の酸化を抑制する美容成分として着目されています。

 尚、ビタミン様物質の中に、ビタミンUやビタミンQなどと呼ばれる成分がありますが、これらは、それが発見された時代、新規のビタミンだと考えられ命名され、その後ビタミンではないことが分かったためにこのようになってしまいました。

ビタミン様物質の種類と効用 ◆〔ビタミン様物質〕とはどんな物質なのかご説明します。
ビタミン様物質  主なビタミン様物質には、次のようなものがあります。ビタミンという名称が付いているビタミン様物質もありますが、これらは発見当初、ビタミンと考えられて命名された名残であり、正式にはビタミンではなく、あくまでもビタミン様物質です。

ビタミン様物質の種類
名称 備考
ユビキノン
コエンザイムQ
 ユビキノン(コエンザイムQ)は、ビタミンQとも呼ばれるビタミン様物質で、生物の細胞のミトコンドリアに最も多く存在し、エネルギーを生み出す補酵素として作用する。

 ユビキノン(コエンザイムQ)には、強力な抗酸化作用があり、生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果がある。

 加齢とともに減少してしまうので、食事やサプリメントから補う必要がある。イワシやサバ、牛肉、豚肉、落花生などに豊富に含まれる。

リポ酸  リポ酸は、活性酸素を抑制する作用をもつビタミン様物質で、ビタミンCやビタミンEの効果を高め作用がある。

 特に、糖尿病に対する効果や解毒作用、抗酸化作用があるとされる。

 リポ酸は体内で産生されるが、加齢により減少するので、食事やサプリメントから補う必要がある。レバーやホウレンソウに多く含まれる。

ビタミンU  ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれるビタミン様物質で、細胞分裂を促進、たんぱく質生成を活発にする作用がある。

 粘膜の再生、胃酸の分泌抑制、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防、改善する効果がある。

 キャベツやレタス、セロリなどに多く含まれるが、ビタミンUは熱に弱いので生食すると効果的である

ビタミンP  ビタミンPは、ルチンやケルセチンなどの総称で、ビタミンCとともに働き、毛細血管の強化、毛細血管の収縮作用、血圧降下作用がある。

 歯茎からの出欠予防、高血圧や脳卒中の予防に効果が期待できる。

 ルチンはソバに多く含まれ、ケルセチンはタマネギに多く含まれる。水に溶け易いので、ソバ湯を飲むと効果的である。

コリン  コリンは、血管拡張による血圧降下作用がるので、高血圧や動脈硬化の予防効果がある。脂肪肝の予防効果もあるとされる。

 コリンは、体内でも合成される栄養成分だが、飲酒量の多い人や脂質を好む人は、積極的な食事からの摂取が必要である。豚や牛のレバー、大豆、ささげ、エンドウ豆などに豊富に含まれる。

イノシトール  イノシトールは、ビタミンB複合体であり、人体のあらゆる細胞に存在する糖質である。

 イノシトールには、脂質の代謝を促進して脂肪肝や肝硬変を予防する効果がある。

 体内でも合成されるが、オレンジ、スイカ、メロン、ささげ、グリーンピースなどに多く含まれる。