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〔マクワウリ〕

果物風野菜類とは イチゴ 西瓜(スイカ) メロン
マクワウリ

マクワウリの写真 
(出典:フリー百科事典「ウィキペディア」) 
 マクワウリ(真桑瓜)はインド原産のウリの仲間で、メロンの変種のひとつで、次のような多くの別名があります。

 ・アジウリ(味瓜)
 ・ボンテンウリ(梵天瓜)
 ・ミヤコウリ(都瓜)
 ・アマウリ(甘瓜)
 ・テンカ(甜瓜)
 ・カラウリ(唐瓜)
 ・ナシウリ(梨瓜)

 また、熟して黄金色になるマクワウリは「金瓜」と読まれることがあります。

 マクワウリは、正式には、ウリ科キュウリ属の植物で、日本では古来より食用にされてきました。

 マクワウリの代表的品種は、淡い黄色の外観をしていて形状はフットボールのような細長いもの、円筒形、丸形のものがあります。マクワウリの重量は1kgほどで、メロンほどの甘味はありません。

 ちなみに、マクワウリと西洋のスペインメロン(シャランテ)とを交配させた品種が有名なプリンスメロンです。


原産地・歴史 ◆〔マクワウリ〕の原産地や歴史をご説明します。
マクワウリの原産地・歴史  マクワウリの原産地は、インド原産の野生種であり、メロンのいち変種です。メロンの祖先種が日本に伝来したのは紀元前のことで中国から入ってきたとされ、縄文時代早期の遺跡から種子が発見されています。

 日本に伝来したこのウリは、2世紀頃から真桑村(現在の本巣市)でよく栽培されていたことから、マクワウリの名称がつきました。

 日本では、古代より知られていて、万葉集にも「宇利(ウリ)」という語が詠まれています。

 真桑村で栽培されたものはマクワウリと呼ばれますが、北海道などで栽培されるものは「アジウリ」などとも呼ばれています。

 マクワウリの果実は長い球形で、長さは5~10cmで、熟すと黄色、緑白色、白色になります。果肉の色も白や淡い黄色であり、果実には香りがあり、果肉は多汁です。


主な栄養成分 ◆〔マクワウリ〕の主な栄養成分についてご説明します。
マクワウリの主な栄養成分  マクワウリはメロンの仲間なので、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、鉄など多くのミネラル成分が含まれます。中でも、特にカリウムが豊富に含まれます。

 また、ビタミンCやβ-カロチンなどの成分も多くなています。

マクワウリ100g当たりの栄養成分
熱量(カロリー) 32kcal
たんぱく質 0.8g
脂質 0.1g
炭水化物 7.8g
β-カロテン 180μg
レチノール 0μg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.03mg
ナイアシン 0.8mg
パントテン酸 0.16mg
ビタミンB6 0.06mg
葉酸 50μg
ビタミンB12 0μg
ビタミンB12 0μg
ビタミンC 30mg
ビタミンD 0μg
ビタミンE 0.1mg
ビタミンK 0μg
亜鉛 0.1mg
カリウム 280mg
カルシウム 6mg
0.2mg
0.02mg
マグネシウム 12mg
マンガン 0.05mg
リン 8mg
食物繊維 1g
コレステロール 0mg


主な効能・効用 ◆〔マクワウリ〕の主な効用・効能についてご説明します。
マクワウリの主な効用・効能  マクワウリに含まれるカリウムの量は多いので、高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防効果があります。カリウムには水分バランスの調節をする働きもあり、利尿作用やむくみ解消にも効果的です。抗酸化作用も強いとされています。


風作用・注意点 ◆〔マクワウリ〕の副作用や注意点についてご説明します。
マクワウリの副作用や注意点  マクワウリには、特別な副作用はありません。


料理のコツ ◆〔マクワウリ〕の料理のコツをご説明します。
マクワウリの料理のコツ  マクワウリはメロンほど味は濃くなくアッサリした味ですが、種の部分のトロリとした部分は美味しいです。捨ててしまう人も多いですが、ちょっと洗って種だけ除いて食べると美味しいです。