酢酸菌を活用する代表例は、食酢の醸造ですが、これには、アセトバクター・アセチという菌が使われます。こうして作られる食酢は世界最古の調味料ともいわれています。 酢をつくる目的ではなくても、ワインに酢酸菌が混入するとワインビネガーという酢になってしまいます。 |
シードルに混入すればリンゴ酢になります。このように変化してしまったワインやシードルも毒ではなく酢として使えます。 アセトバクター・キシリナム(ナタ菌)という酢酸菌は、グルコースなどの糖類を発酵してセルロース線維を合成する作用があり、これを応用したのがナタ・デ・ココと呼ばれる食品です。 |
◆〔酢酸菌〕により作られる代表的食品についてご説明します。 |
酢酸菌により作られる代表的食品 |
酢酸菌の作用により作られる食品には、食酢やヨーグルトなどがありますが、それ以外にもよく知られた食品が多数存在します。ここでは、代表的な酢酸菌食品を概説します。
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