TOF:ファロー四徴症 診断方針
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TOFの診断方法は「聴診」「心臓超音波検査(心エコー検査)」「心電図検査」「X線検査」「心臓カテーテル検査」および「血液検査」などで行います。
根治手術が可能かどうか診断する場合には、心臓カテーテル検査によって、心臓内部の状態を詳細に調べる必要があります。心室の容積、肺動脈の発育程度、他疾患の合併、側副血行の有無などを詳細に検査します。
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聴診
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一般の心電図と心音・心雑音との関係は左図のようになっています。「T音」は収縮期の初期に、「U音」は拡張期の初期に聴かれます。安静時には、このT音とU音の間隔は短く、U音と次のT音との間隔が長くなります。頻脈ではこの間隔の差は少なくなります。
通常時には、収縮期雑音がT音とU音の間に聴かれ、拡張期雑音はU音とT音の間に聴かれます。収縮期と拡張期にまたがって連続性雑音が聴かれます。
本来、心雑音は正常な心臓では発生しない異常粗雑な心音であり、循環器病の診断の目安となる症候の1つですが、TOF:ファロー四徴症では、心雑音が確認されます。
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TOFでは、T音正常、U音単一、収縮期クリック音、連続性雑音などが確認されます。ただし、進行状態により心雑音が聞き取れないこともあります。
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心臓超音波検査 (心エコー検査)
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TOFによる肺動脈狭窄の一部、右心室肥大、心室中隔欠損などが確認されます。また、大動脈の付け根が心室中隔に騎乗して起始しているように見えます。
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心電図検査
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右室肥大、洞調律、右軸偏位が確認できる場合もあります。
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X線検査
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稀に心臓が木靴型(ブーツ型)の形状を映します。他、右第1弓の突出、細い肺野血管影などがみられます。
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心臓カテーテル検査
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心室造影で、心室中隔欠損、大動脈が心室中隔に騎乗して起始、右室漏斗部の低形成。大動脈造影・選択的造影で、動脈管・中心肺動脈・肺動脈が造影されます。
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血液検査
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赤血球の増加(多血症)がみられます。
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