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〔脳・神経の病気〕アルツハイマー病 |
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〔アルツハイマー病〕は、老年期に入るとよく見られる痴呆を引き起こす代表的病気で、認知機能が低下するとともに著しい人格変化を伴う進行性の病気です。 |
この病気は進行性で一旦始まるとゆっくりではあるものの、症状は着実に悪化していきます。 |
日本では、40~50代で発症する人は少なく、60~70代での発症が多いです。 |
アルツハイマー病は、ゆっくりとではあるが、次第に脳が萎縮していき、物忘れや記憶力が低下したり、場所や人、時間感覚がわからなくなる見当識障害が現れたりする痴呆症の病気です。 |
アルツハイマー病では、時間と共に症状は徐々に悪くなります。
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アルツハイマー病患者の脳を調べると、アミロイドβという異常な蛋白質が大量に沈着した、老人班と呼ばれるシミが認められます。 |
アルツハイマー病の診断は、臨床症状と問診が主体であり、詳細なアルツハイマー病の診断基準が定められています。 |
アルツハイマー病はいったん発病すると、現状ではこれを完治させる治療法はありません。 |