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〔消化器の病気〕慢性胃炎 |
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〔慢性胃炎〕は、何らかの原因で胃の粘膜が傷つき炎症を起こしている状態が、継続的に、または繰り返している病気です。 |
〔慢性胃炎〕には、原因が分からないままに胃炎の炎症だけが起こる〔突発性慢性胃炎〕と、〔胃がん〕や〔胃潰瘍〕〔十二指腸潰瘍〕などの病気に伴って起こる〔随伴性慢性胃炎〕とがあります。 |
ときには、吐き気や嘔吐があり、ひどくなると吐血することもあります。 |
慢性胃炎には、〔突発性慢性胃炎〕と〔随伴性慢性胃炎〕という2種類があります。
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慢性胃炎の症状は、げっぷや胃もたれ、胸やけなど上腹部不快感、膨満感があり、ときに食欲不振や全身倦怠感を伴うことがあります。 |
突発性慢性胃炎の原因は、はっきりはしないが、暴飲暴食、刺激性の強い香辛料やコーヒーの定常的・習慣的飲み過ぎなどが考えられます。 |
慢性胃炎では、症状がはっきりとしていないことが多いので、げっぷや胃もたれ、胸やけなどの症状が続いたり、吐き気などがある場合には、検査によって炎症が起きているかどうか確認しなくてはなりません。 |
胃カメラによって、胃の粘膜組織を採取し、そこにピロリ菌が存在するかどうか検査しますが、検査法には、ウレアーゼ試験法、組織診、培養検査の三つがあります。
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内視鏡による胃粘膜組織の採取は、患者の肉体的負担が大きいので、粘膜の採取をしない検査方法として、以下の三つの方法があります。
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慢性胃炎の本格的な治療法を行う前に、まず必要なのは、悪い生活習慣の改善です。その上で、対症療法、根本治療を行うことになります。
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