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〔歯・口腔の病気〕 |
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人の顔の中にあって食物を摂取したり、外気を吸い込んで呼吸をする器官である歯や喉などの呼吸器などにもたくさんの病気があります。 |
口腔内にある歯をはじめ、舌や扁桃腺などの器官は、それぞれ自明の働きの他にも重要な能力を秘めています。 |
扁桃腺は外部から侵入してくる細菌などを撃退する作用を果たしています。 |
歯・口腔疾患の種類 |
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扁桃腺肥大 | 喉の奥の方にある扁桃腺が細菌などに対抗して肥大した状態。 |
アデノイド肥大 | 咽頭扁桃という組織が増殖肥大により何らかの障害を来たす状態。 |
睡眠時無呼吸症候群 | 睡眠時に多い頻度で呼吸停止または低呼吸になる病気。 |
喉頭炎 | 喉頭の炎症で、しわがれ声や喉の痛み・異物感・咳などがでる疾患。 |
喉頭アレルギー | 喉頭粘膜がアレルギーでの慢性的刺激で頑固な咳、喉の違和感が続く病気。 |
偏桃は、鼻や口から侵入する病原体と戦うリンパ組織です。いくつかある扁桃組織のうち、咽頭扁桃と口蓋扁桃が増殖肥大した病気をアデノイドといいます。 |
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喉の内部・周辺には多くのリンパ組織があります。アデノイド(咽頭扁桃)もその一つで、鼻の奥のほう、口蓋垂(こうがいすい:俗称はのどちんこ)の裏側にあります。 このアデノイドが肥大するのがアデノイド肥大です。 |
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睡眠時に突然呼吸がとまり、それが10秒以上続くような現象がおこり、しかも繰り返される状態を睡眠時無呼吸症候群といいます。 いびきや不規則な呼吸が特徴的におこります。1時間に5回以上の10秒以上の呼吸停止があるか、7時間の睡眠中に30回以上あると、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。 |