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〔内分泌・代謝のがんとは〕 |
人間の身体の中には「ホルモン」と呼ばれる多くの種類の微量物質が存在して、生命を維持し、生体の諸機能を恒常的に保つ作用をしています。 |
特定のホルモンは、標的器官や組織と呼ばれる特定な器官や組織にだけ作用する性質があります。
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これらの疾患の中で、悪性腫瘍関連として〔甲状腺がん〕があります。
・甲状乳頭腺がん
甲状腺は甲状腺ホルモンやカルシトニンなどのホルモンを分泌する内分泌器官です。 |
甲状腺は、頚部前面あり甲状腺ホルモンやカルシトニンなどのホルモンを分泌する内分泌器官です。 甲状腺の重さは15~20g程度で、大きさは上下方向に3~5cm程度あります。 この甲状腺にできた悪性腫瘍の内で上皮由来のものが「甲状腺がん」です。 甲状腺がんの症状は、喉にしこりを感じたり、喉の痛みやしわがれ声などがあります。 また、飲食物を飲み込み難くなる嚥下障害が現れることもあります。 甲状腺がんには病理組織型の分類として〔乳頭癌〕〔濾胞癌〕〔未分化癌〕および〔髄様癌〕という4つの種類があります。 甲状腺がんの発症原因に遺伝的原因も考えられますが、真の原因は不明です。 易学的には、甲状腺がんは40歳以上の人に多発する傾向にあり、男女比では女性が男性の4倍ほど多く発症します。 |