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〔大腸ポリープ〕 |
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大腸の内壁にイボのように飛び出したものを〔大腸ポリープ〕といいます。 |
大腸ポリープは〔大腸がん〕に発展する可能性が高いですが、中でも肉食が最も影響しています。日本人も食生活の欧米化により、〔大腸がん〕は急激に増加しています。 |
しかし、わずかな出血なら、肉眼では判別できないことが多く、健康診断時などの検査によって発見されることが多いです。 |
大腸ポリープとは、簡単にいうなら大腸の内壁にできるイボのような病変で、茸状に根元がくびれた有茎性ポリープと、全体に盛り上がりのある広基性ポリープとがあります。
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大腸ポリープは、ポリープが小さいうちにはほとんど無症状ですが、大きくなるにつれて、腸の内容物がポリープの表面を刺激するようになり、傷ついて出血して便に血が混じったり、腹痛を感じることもあります。 |
近年の食生活の欧米化は、動物性脂肪分や糖分の多量摂取を招き、しかも食物繊維の摂取量の減少も伴うために、大腸への負担を増大させています。 |
大腸ポリープは、小さなものでは自覚症状は現れません。
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ほとんどの大腸ポリープは、内視鏡(正確には大腸ファイバースコープ)を用いて、観察すると共に、必要なら切除することができます。 |
ポリープを切除した場合には、切除後1週間くらいは、アルコールはじめ刺激性の食物の摂取は厳禁です。
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