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〔消化器の病気〕痔核・いぼ痔 |
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消化器官の最終部分は大腸ですが、大腸は盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸、そして最後に肛門へと繋がっています。 |
肛門にかかわる重要な病気に〔痔〕があります。
・痔核
痔核とは、俗称〔いぼ痔〕のことで、直腸や肛門周囲の静脈密集部分がうっ血し膨れてしまった状態の痔です。〔痔核〕は、痔の中で最も多く見られる痔です。 |
痔核が直腸の内側にできるか、肛門の外側にできるかにより、区別されて呼ばれます。
・内痔核:肛門の内側にできる痔
ほとんどの痔核・いぼ痔は、生活習慣の改善で症状を軽減することができますが、重症の場合でも手術で完治できます。 |
消化器官の最終部分にある器官です。肛門はデリケートな器官で、長さは約3cmあります。 |
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痔は肛門部および、肛門付近にできる病態であり、二つの異なる神経系の支配下にあるために、痔の発症部位によって、痛みの症状は異なります。
痔核(いぼ痔)には、できる場所によって「内痔核」と「外痔核」とがあります。 |
痔核は放置すると、徐々に大きくなり、やがて排便時に肛門の外に飛び出してしまう「脱肛」状態になります。 |
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内痔核は、内部に血液が充満したスポンジ球のようなもので、血液のうっ血の程度により球の大きさも変化します。内痔核は、症状によって4段階に分類されます。
これらの4段階に痔核と異なり、稀に脱肛した痔核を指で戻そうとしても肛門に戻らないことがあり、「嵌頓(かんとん)痔核」と呼んでいます。
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外痔核は、肛門を取り囲みクッションのような役目の動静脈叢にできる血栓性動静脈炎で、血の塊が球状になった痔です。
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痔の大部分を占める痔核の原因は、便秘などで頻繁に力んだりして肛門に負担を掛けることで起こります。 |
通常、痔の検査は「触診」で行われます。横向きに寝て、膝を曲げ、医師に対してお尻を突き出した格好をします。 |
痔核・いぼ痔の治療法は、現在の症状によって多少異なりますが、内痔核、外痔核ともにほとんど同じです。 |
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初期段階(レベル1、2)であれば、脱肛があっても指で戻せるような状態なので、塗り薬・座薬・内服薬を用いて治療することで軽快します。
・硬化療法(注射療法) |
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外痔核だけの場合は、通常、悪い生活習慣を改め、塗り薬・座薬・内服薬などの治療薬で治療すれば、徐々に軽快します。
・食生活の改善(便秘解消) |