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〔インフルエンザ等感染症とは〕 |
〔感染症〕は、寄生虫、細菌、真菌、ウイルス、異常プリオンなどの病原体が体内に侵入し、増殖して、一定の病的症状を発症した状態のことをいいます。
・一類感染症
新型インフルエンザ等感染症 |
最近、〔鳥インフルエンザ〕などのような危険な〔感染症〕がパンデミックを起こす可能性があります。 厚生労働省では、上記の5類ある〔感染症〕の他に〔インフルエンザ等感染症〕および〔擬似症〕という管理項目を設定しています。 これらの感染症の中で、新型インフルエンザ等感染症には次のような病気があります。
・新型インフルエンザ |
〔インフルエンザ等感染症〕の患者を診察した医師は、最寄りの保健所長を経由して知事に届け出が必要です。 |
下記の感染症患者を診療した医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する最寄りの保健所長を経由して知事に届け出が必要です。
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新型インフルエンザ |
近年、中国や東南アジアなどで、H5N1型鳥インフルエンザが鳥から人に感染する事例が多数報告されています。 この鳥インフルエンザが人から人に感染するように変異・変性して「新型インフルエンザ」として大流行する可能性が危惧されています。 鳥インフルエンザに限らず、新型インフルエンザウイルスとは、鳥類のインフルエンザウイルスをはじめとして他の動物インフルエンザが人に感染し、人の体内で増殖できることができるように変異し、人から人へと感染し得るようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患が新型インフルエンザです。 現実問題として、新型インフルエンザウイルスはいつ出現するのか、予測不可能ですが、近未来に必ず起こると考えられています。 |
再興性インフルエンザ |
近年、人類が免疫を持っていない未知のウイルスによる新型インフルエンザの発生の可能性が危惧されていますが、それと同時に、歴史上でパンデミックを引き起こしたインフルエンザが再興してくる可能性も高く、これらに対しても予断を許さない状況となっています。 人類が過去に経験したパンデミックには、スペインかぜ、アジアかぜ、香港かぜ、ソ連かぜが知られています。 |