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小児特有のがん
〔小児特有のがん〕
 

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〔小児特有のがんとは〕

 悪性腫瘍になる患者の中で、子どもの占める割合は1%ほどで少ないですが、子どももがんに罹ることはあります。

 通常、子どものがんは〔小児がん〕と呼ばれています。

 主な小児がんには、次のものなどがあります。

 ・白血病
 ・悪性リンパ腫
 ・骨肉腫
 ・横紋筋肉腫
 ・神経芽腫
 ・ユーイング肉腫
 ・脳腫瘍
 ・胚細胞性腫瘍
 ・肝臓願
 ・腎芽腫(ウィルムス腫瘍)

小児がんの種類
小児の白血病

小児の悪性リンパ腫

小児の骨肉腫

小児の横紋筋肉腫

小児の神経芽腫

小児のユーイング肉腫

 主として小児や若年者の骨に発生する肉腫です。

小児の脳腫瘍

 小児の脳腫瘍は、子どものがんの20%ほどを占めている。

小児の胚細胞性腫瘍

小児の肝腫瘍

小児の腎芽腫(ウィルムス腫瘍)



 〔白血病〕や〔悪性リンパ腫〕は大人にも多いがんですが、それ以外のがんは、大人では稀なものです。

 小児がんの好発年齢は、乳幼児期が多く、続いて学童期、思春期になるにつれ徐々に減少します。

 罹りやすいがんの種類も年齢層によって多少、異なります。

小児がんの好発年齢層
乳児期~幼児期前半

 乳児期から2歳くらいまでの小児がんは、神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫など。

幼児期~6歳

 2歳~6歳くらいまでの小児では、白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫。

10歳~思春期

 10歳以後思春期にかけては、骨肉腫、軟部肉腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多い。

 〔小児がん〕は、発見が困難で、しかも一旦発生してしまうと進行が速いので、早期発見が非常に重要です。

 しかし、成人のがんに比べて、化学療法や放射線療法がよく効くので、早期発見ができれば、治癒できる病気となっています。

 現在では、多くの場合、がんになった子どもの約70%は治癒しています。

 日本では、がんに罹る子どもは、年間2,500人ほどです。

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