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〔呼吸器の病気〕

肺炎

(細菌性肺炎)


〔肺炎〕

細菌性肺炎
ウイルス性肺炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎
レジオネラ肺炎
ニューモシスティス肺炎
リケッチア肺炎
他の感染性肺炎

機械的肺炎
薬剤性肺炎
症候性肺炎
好酸球性肺炎
放射線肺炎
過敏性肺炎

気管支肺炎
大葉性肺炎
間質性肺炎
特発性間質性肺炎
特発性器質化肺炎

市中肺炎
院内肺炎

概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 

この疾患の概要です

 〔感染性肺炎〕の内で、細菌が原因となって肺の急性炎症を起こす疾患が〔細菌性肺炎〕です。


 そして、細菌性肺炎の多くは、肺の実質部位である「肺胞」と呼ばれる部位に発症します。


〔細菌性肺炎の原因菌〕

 細菌性肺炎の原因となる細菌には、次のようなものがあります。

細菌性肺炎の原因菌
〔肺炎球菌〕

肺炎の中で最も典型的な肺炎が肺炎球菌性肺炎。

〔インフルエンザ桿菌〕

インフルエンザウイルスとは全くの別物の細菌。

〔連鎖球菌〕

扁桃周囲膿瘍や猩紅熱、リウマチ熱などの原因菌。

〔モラキセラ〕

口腔や上気道・性器の粘膜にに存在する常在菌。

〔黄色ブドウ球菌〕

皮膚や腸の常在菌で、しばしば食中毒の原因菌。

〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〕

MARSと呼ばれ、ペニシリンの一種であるメチシリンが全く効果を発揮しない。

〔クレブシエラ〕

肺炎桿菌。高齢者に肺炎発症する危険大。

〔緑膿菌〕

免疫力の低下者に感染すると緑膿菌感染症を誘起。

〔大腸菌〕

O-157などは、重篤な食中毒の原因菌。

〔嫌気性菌〕

無酸素状態でも生育できる細菌。

〔放線菌〕

土壌中や一般自然界に広く分布する菌。

〔ノカルジア〕

土壌中に分布し免疫不全者などに経気道感染。

〔真菌〕

カビの仲間菌で、結核患者などに肺炎を誘起。



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