肺炎の病変の形態による分類では、〔肺胞性肺炎〕と〔間質性肺炎〕とがあります。 〔気管支肺炎〕は、肺内部の気管支壁に肺胞が出現する部分の「細気管支」や「小葉」部分で発生する肺炎です。
近年みられる大部分の肺炎は、このタイプの肺炎で、〔小葉性肺炎〕とか〔巣状肺炎〕とも呼ばれます。 気管支肺炎は、炎症の範囲が細気管支と肺胞を含む小葉に限局している肺炎です。 咳や黄色い痰、数日間以上継続した発熱がみられ、食欲低下や全身倦怠の症状が現われます。
風邪やインフルエンザ感染後に発症することが多い市中肺炎です。