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骨・関節・筋肉のがん
〔骨・関節・筋肉のがん〕

骨肉腫
軟骨肉腫
ユーイング肉腫
軟部肉腫

〔骨肉腫〕


概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 

この疾患の概要です

 骨や軟骨、筋や神経などの非上皮組織に発生する悪性腫瘍を〔肉腫〕といいます。

 〔骨肉腫〕は、骨の悪性腫瘍のひとつで〔悪性骨形成性腫瘍〕とも呼ばれる病気です。

 〔骨肉腫〕は腫瘍細胞が骨組織を作ることを特徴とした病気です。

 〔骨肉腫〕の初発症状は、膝付近の骨などの腫れと痛みです。

 痛みは筋肉痛のような痛みで、運動時だけでなく安静時にも継続的に続く痛みです。


 〔骨肉腫〕は、稀には全身の骨にも発生しますが、通常は手足の骨の関節に近い部位から発症します。

 具体的な部位は、大腿骨遠位や脛骨近位の膝関節付近が圧倒的に多く、肩や股の関節付近にも起こります。

 傾向的には男児にやや多く発症します。

 骨からでた骨肉腫の腫瘍が増大してくると、やがて血管に入り込み、肺に到達・転移して腫瘤を作るようになります。

 〔骨肉腫〕は5~24歳くらいで多く発症します。中でも活発に運動をする10代の青少年期に最も多く発病する病気です。

 以前の〔骨肉腫〕の治療では、手足を切断し5年生存率も20%以下だったのですが、現在では〔骨肉腫〕だけを切除するだけで済むようになり、5年生存率も60~70%にまで改善されています。


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