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〔本態性振戦〕 |
本態性振戦とは、何かの動作を始めようとしたり、一定の姿勢を保とうとすると、体が震える病気です。 震えは主に手、腕、頭部、下顎、舌に現れます。 緊張したときや疲れたときに震えはひどくなり、アルコールを飲むと一時的に治まります。 服のボタンが嵌められない、箸がうまくもてないなどの症状があると、この病気の可能性があります。 |
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本態性振戦は特別な原因がないのに手足などに震えだけがでる病気です。震え以外には何も症状はありません。本態性振戦では、安静時は何も震えがないのに、何かの姿勢をとったり、動作をしようとすると一定のリズムで規則的な震えが現れるのが特徴です。 日本での本態性振戦の発症率は、調査によりバラツキが多く、人口1000人あたり3~17人で、平均的には約0.6%とのデータもあります。 |