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〔内分泌・代謝の病気〕 |
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私たち人間の体の中にはホルモンと呼ばれるごく微量な物質が存在して、生命を維持し、生体の諸機能を保つような作用をしています。 |
このような作用を、〔内分泌・代謝〕と呼んでいます。 |
内分泌代謝疾患の種類 |
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脳視床下部・下垂体 |
・小人症 ・先端巨大症 ・乳汁漏出症など |
甲状腺 |
・バセドウ病 ・甲状腺機能低下症など |
副甲状腺 |
・高カルシウム血症 ・骨粗しょう症など |
膵臓 | ・糖尿病など |
副腎 |
・高血圧症 ・低血圧症など |
卵巣・精巣 |
・勃起不全(ED) ・無月経、不妊など |
心臓 | ・心不全など |
肝臓 | ・糖代謝異常など |
腎臓 | ・貧血など |
脂肪 |
・肥満症 ・脂質異常症 ・高脂血症など |
糖尿病は、血液中のブドウ糖の量、血糖値が慢性的に高くなる病気です。 |
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血液中の脂質には、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、および遊離脂肪酸という4つの脂質があります。 |
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体脂肪が過剰に増加した状態が肥満で、これには、皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満の二つのタイプがあります。 |
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痩せ症は、神経性食欲不振症とか摂食障害、神経性無食欲症などの呼び方もされる、多分に精神疾患的要素を持つ病気です。 |
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血液中の尿酸量が増加し、血清尿酸値が7.0mg/dL 以上となった状態を高尿酸血症といいます。 |
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甲状腺の機能に異常がなく、バセドウ病や慢性甲状腺炎や腫瘍、ホルモン合成障害など特別な原因がないのに、甲状腺が大きく腫れあがる病気です。 |
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甲状腺ホルモンを製造する器官である甲状腺の働きが異常に高まり、血液中の甲状腺ホルモンが過剰な状態になる病気です。 |
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甲状腺機能低下は、何らかの原因で甲状腺ホルモンの量が減少するために、全身のさまざまな器官に不調がでてくる病気です。 |
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副腎皮質の球状層細胞から分泌されるアルドステロンという、血液中の塩分(ナトリウム)の量を調節をするホルモンが過剰になり、高血圧や手足の麻痺を引き起こす病気です。 |