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〔鉄欠乏性貧血〕 |
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血液の中にあって酸素を運搬する働きをするヘモグロビンの主成分が鉄です。 |
このような状態が〔鉄欠乏性貧血〕です。 原因は鉄分の摂取不足、〔慢性出血性疾患〕による鉄喪失量の増加などです。 〔鉄欠乏性貧血〕になると、倦怠感や疲労感、息切れ、顔面蒼白、立ちくらみ、動悸、狭心症などの症状が起こります。 |
〔鉄欠乏性貧血〕は、女性に多く、成人女性の1割くらいの人に見られます。 |
健康な成人の体内には 3000~4000mgの鉄が存在します。体内の鉄分のうちの約65%は血液中のヘモグロビンという形で含まれています。 |
鉄欠乏性貧血が発生すると、倦怠感、疲労感、息切れ、顔面蒼白、立ちくらみ、動悸、狭心症などの症状が起こります。 |
鉄欠乏性貧血は、簡単には、鉄分の供給量と需要量、喪失量とのバランスが崩れてしまうことにより起こります。
女性では月経などの生理的出血があるので、特に若い女性には鉄欠乏性貧血の方が多くなります。 |
鉄欠乏性貧血の診断は赤血球系の血液検査で明確に分かります。下記の検査の中で、通常はヘモグロビン濃度が低下した状態が貧血です。
・赤血球数(RBC) 血液検査での正常値は下表の通りです。
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鉄欠乏性貧血の緊急対応には、鉄剤を服用することが有効です。鉄材を摂取すれば貧血症状は急速に改善します。
・子宮筋腫 |