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出血性疾患
〔出血性疾患〕

血小板減少性紫斑病
単純性紫斑病
血管性紫斑病
血小板無力症
壊血病
血友病

〔血小板無力症〕


概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 

この疾患の概要です

 〔血小板無力症〕は、先天的に血小板凝集因子が欠損している疾患であり、血小板機能異常のために出血時間が著明に延長する病気です。

 この病気では出血時間は延長しますが、血液凝固因子は正常なため、凝固時間が延長することはありません。



 〔血小板無力症〕の治療では、血小板輸血を行なう以外に有効な治療法がありませんので、血小板輸血が唯一の治療法となります。

 この病気では、血小板による一次止血が遅れて出血時間が延長します。

 皮膚粘膜出血が主体です。


 先天的疾患のため、幼児期からの出血傾向が見られ、皮膚の出血斑、鼻からの出血、歯肉出血などが止まり難くなります。

 〔血小板無力症〕は、常染色体劣性遺伝の疾患ですが、男女差はありません。

 現在、日本では40家系が存在するとされています。


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