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血液・造血器のがん
〔血液・造血器のがん〕

白血病
急性骨髄性白血病(AML)
慢性骨髄性白血病(CML)
急性リンパ性白血病(ALL)
慢性リンパ性白血病(CLL)
悪性リンパ腫(ML)
骨髄異形成症候群(MDS)
多発性骨髄腫(MM)

〔悪性リンパ腫(ML)〕


概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 

この疾患の概要です

 〔悪性リンパ腫(ML)〕は、リンパ系組織から発生する血液の悪性腫瘍です。

 この疾患は、リンパ組織であるリンパ節、リンパ管、脾臓、胸腺、扁桃などの中で悪性細胞が増殖する病気です。

 リンパ系組織は全身に分布しているため、〔悪性リンパ腫〕は全身に発症する可能性があります。


 〔悪性リンパ腫〕は、様々な病型のリンパ系組織に発生するがんですが、病型には大別して二種類があります。

 ・ホジキンリンパ腫
 ・非ホジキンリンパ腫

 〔悪性リンパ腫〕が発症すると、首、腋(わき)の下、足のつけ根などのリンパ節が腫れ、しこりに触れるなどの症状が出現します。

 また、全身症状として「発熱」「体重減少」および「盗汗」という三大症状を呈します。盗汗とは、顕著な寝汗のことをいいます。

 その他、皮膚に湿疹がでたり、いろいろな部位で痛みを感じることもあります。皮膚の痒みを感じることもあります。

 欧米では〔ホジキンリンパ腫〕が多く、日本では〔非ホジキンリンパ腫〕が大多数を占めています。

 〔悪性リンパ腫〕は、全身のリンパ系組織のどの部位にも発症するため、治療を行ってもがん細胞を完全に除去できたかどうかは証明ができません。

 このため、腫瘍を検出できなくなっても「完治」はなく、「緩解」または「寛解」したと表現されます。


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