〔心筋梗塞〕 |
心臓病を細かく分類すれば、狭心症、心筋梗塞、心不全、心内膜炎、心臓弁膜症、心膜炎、先天性心疾患、その他の心臓疾患という風に多岐にわたります。 |
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心臓を働かせるための専用の血管が心臓を取り囲むようにあり、冠動脈とか冠状動脈と呼ばれています。 |
〔心筋梗塞〕 |
心臓病を細かく分類すれば、狭心症、心筋梗塞、心不全、心内膜炎、心臓弁膜症、心膜炎、先天性心疾患、その他の心臓疾患という風に多岐にわたります。 |
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心臓を働かせるための専用の血管が心臓を取り囲むようにあり、冠動脈とか冠状動脈と呼ばれています。 |
◆〔心筋梗塞〕とは、一体どんな病気なのかご説明します。 |
どんな病気ですか? |
心臓自体も一つの臓器として酸素と栄養分とを必要としています。心臓を機能させる心筋に酸素と栄養分とを送る血管が冠動脈と呼ばれます。冠動脈に問題があって十分な酸素と栄養分とが送られない病気は虚血性心疾患と呼ばれています。 |
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◆〔心筋梗塞〕の症状をご説明します。 |
心筋梗塞の症状 |
心筋梗塞になると、発作的に前胸部中央、心臓部に締め付けられるような激痛が走ります。痛みは狭心症よりもはるかに強く、持続的で数十分~数時間に及びます。冷や汗が出て顔面蒼白となるほか、やがて心臓機能不全症状として、不整脈、呼吸困難、むくみ、発熱などの症状が現れます。病状が一旦落ち着いても、1~2か月の間に、再び発作が起きることが珍しくありません。 |
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◆〔心筋梗塞〕の原因や発症の仕組みをご説明します。 |
心筋梗塞の原因 |
心筋梗塞の直接の原因は、冠動脈硬化ですが、これを誘引するのは、高血糖、高脂血症、家族にそういう人がいる家系、および特殊な性格などの危険因子などです。特殊な性格の人とは、自信家、几帳面、仕事熱心、負けず嫌い、成功欲や支配欲が強く気性の激しい人、すぐイライラして怒りやすい人などのタイプの人です。いつも強いストレスや緊張に晒される人、酒、タバコ中毒の人なども危険です。 |
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◆〔心筋梗塞〕の検査方法や診断方法をご説明します。 |
心筋梗塞の検査と診断 |
心臓病の検査は、日常の予防的健診などで行う一般的な検査と、発作などの発生によって緊急に行うものとがあります。検査そのものは、身体に直接針を刺したり、管を入れたりしない非新侵襲性検査と、身体に針を刺したり、管を入れたりする侵襲性検査とがあります。通常は非侵襲性検査を行い、異常が発見されれば侵襲性検査も行われます。 |
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◆〔心筋梗塞〕の治療方法をご説明します。 |
心筋梗塞の治療 |
虚血性心疾患の予防的意味では、節度のある日常生活を心がけ、食べすぎ、飲みすぎを避け、バランスのよい食事を摂り、禁煙し、適度な運動を行うこと、また、十分な休養と睡眠をとることが必要です。しかし、筋梗塞の発作や症状が起こったら早期に適切な治療が必要です。治療方法には、症状や段階に応じて薬物療法、カテーテルによる治療、外科手術などがあります。 |
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