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白血球系疾患
〔白血球系疾患〕

急性骨髄性白血病
慢性顆粒球性白血病
急性リンパ性白血病
慢性リンパ性白血病

〔急性リンパ性白血病〕


概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 

この疾患の概要です

 〔急性リンパ性白血病〕は〔白血病〕の一種で、〔ALL〕とも呼ばれる病気です。
(ALL:Acute Lymphoid Leukemia)

 〔ALL〕は、リンパ球の造血細胞が腫瘍化し、分化・成熟能を失ってしまう疾患です。

 〔急性リンパ急性白血病〕では、リンパ球系が増加するため、顆粒球系、赤血球系、血小板系は減少します。



 T細胞型の〔急性リンパ急性白血病〕では、末梢血における白血球が著明に増加する特徴があります。

 〔急性リンパ性白血病〕では、脾腫が腫れることがありますが、巨脾になることはありません。

 小児の〔急性白血病〕の多くは、〔急性リンパ性白血病〕です。

 欧米では〔白血病〕の中で〔急性リンパ性白血病〕が大部分を占めますが、日本では〔急性骨髄性白血病〕の方が多く発症します。


 初診時の年齢が1歳以下、または10歳以上の乳幼児・学童では、初診時2~6歳の幼児に比べて予後は明らかに不良となります。

 白血病細胞がT細胞型であったり、初診時の末梢白血球数が5万以上ならば予後不良を示唆します。

 また、男女差では男児の方が予後不良ですし、中枢神経系浸潤がある場合にも予後不良となります。


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