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〔子供の病気〕 |
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子供には一生に一度しか発症しない〔おたふく風邪〕や〔水疱瘡〕などの病気をはじめ、多くの子供特有の病気があります。 |
更に、多くの人が幼児期などに経験する次のような病気も多くあります。
・おねしょ |
子供特有な病気の種類 |
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おたふくかぜ | 耳下腺が腫れたり赤くなる病気 |
はしか | 口内頬側粘膜に小さな発疹ができる |
手足口病 | 口、手、足にできる伝染性発疹 |
みずぼうそう | 顔に虫刺され様の小さな丘疹ができる |
百日咳 | 呼吸器感染症で成人患者も多い。 |
風疹 | 三日はしか。妊婦が罹ると危険。 |
熱性けいれん | 38度C以上の発熱でひきつけを起こす。 |
おねしょ | 高学年まで続くときは夜尿症かも。 |
子供に多い病気の種類 |
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インフルエンザ | 流行性感冒で高熱を出す病気。 |
アトピー性皮膚炎 | アレルギー性皮膚疾患で難治の病気。 |
嘔吐下痢症 | 嘔吐と下痢が出る流行性もある病気。 |
反復性耳下腺炎 | おたふく風邪様だが他人に感染しない。 |
ヘルペス性口内炎 | ヘルペス感染症で高熱・水ぶくれ。 |
クループ症候群 | 喉頭炎症で腫れ、かすれ声と咳がでる。 |
プール熱 | プールを媒介して感染する咽頭結膜炎。 |
帯状疱疹 | 皮膚に帯状配列する紅斑・小水疱。 |
突発性発疹 | 俗に、知恵熱と呼ばれる病気。 |
溶連菌感染症 | 化膿レンサ球菌感染症で発熱・咽頭痛。 |
りんご病 | 頬がりんご様に赤くなる感染症。 |
はしかは、はしかウイルスの感染によりおこる病気で、感染後10日ほどの潜伏期間を経て発病し、38~39度の発熱をともない、咳、鼻汁、目やに、結膜炎、紅斑などの症状が現れる病気です。 口内の頬側粘膜に発赤をともなう小さな発疹ができるのが特徴です。2、3日で熱が下がった後、体中に発疹ができます。熱が下がると発疹は出来た順序で消えてゆきます。 |
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水ほうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によっておこる病気で、顔に虫刺されのような小さな丘疹ができる病気です。 咳やくしゃみなどの飛沫感染や接触感染、空気感染でうつります。治った後も、体力が落ちると帯状疱疹が再発します。 |
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口の中、手のひら、指、ひじ、膝、足の裏、お尻に突然、伝染性の発疹ができる病気です。 手、足、口にしか感染しないことから手足口病と呼ばれています。原因は、エンテロウイルスによる感染症で、一週間ほどで自然治癒します。 |
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子供が38度以上の発熱をともなってひきつけを起こすことを熱性けいれんと呼びます。 突然、白目になり、体や手足が硬直してがたがた震えはじめます。意識がなくなることもありますが、通常は2~3分でひきつけはおさまります。 |
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おたふく風邪は、耳の下にある耳下腺が腫れたり赤くなったりし、倦怠感と軽い発熱がある病気です。 ムンプスウイルスというウイルスによりおこる病気で、くしゃみや咳で飛沫感染します。 |
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幼児期は全ての子供がおねしょをしますが、学童期に入ると普通はおさまります。 学童期になっても夜尿が続く場合、夜尿症といいます。 夜尿は夜間睡眠中の尿の生産量が膀胱の容量を超えた場合におこります。昼間のお漏らしをともなうこともありますが、成長とともに自然に症状はなくなります。 |