急性外因性胃炎
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急性単純性胃炎 |
急性外因性胃炎には、急性単純性胃炎と、急性腐食性胃炎とがあります。
急性外因性胃炎で最も多いのは暴飲暴食や薬による副作用や心身のストレスなどによるもので、飲食後、数時間して、上腹部に痛みを感じたり、むかついたりという症状が現れます。ひどい時には、嘔吐、吐血を伴います。
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急性腐食性胃炎 |
農薬や毒物などの強い酸や強いアルカリ剤を誤飲してしまった時に起こるのが、急性腐食性胃炎です。
口から咽頭、胃にかけて、激しく焼けるように痛みが出ます。場合によっては、生命の危険も伴うので、病院での緊急治療が必要です。
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急性内因性胃炎
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急性感染性胃炎 |
細菌、ウイルスの感染によって、インフルエンザ、ウイルス性肝炎、腸チフス、肺炎などの合併症として起こるのが急性感染性胃炎です。
病原菌が胃腸の粘膜に損傷を与えることで、腹痛、むかつき、嘔吐、下痢など症状がでます。
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急性化膿性胃炎 |
溶血性連鎖球菌、ブドウ球菌などの感染で、胃の粘膜下層に炎症が起きるのが、急性化膿性胃炎です。
急性化膿性胃炎には、胃粘膜の傷から直接細菌が侵入する原発性、周辺臓器など、他の部位からの細菌が胃の粘膜下層に入ってくる他臓器感染巣からの転移による続発性、およびおよび成因不明の特発性という3つがあります。
急性化膿性胃炎では、悪寒や戦慄、 上腹部激痛、 悪心、嘔吐などの症状が現れます。
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アレルギー性胃炎 |
サバなどの魚介類を食べた時に起こりやすいのがアレルギー性胃炎です。
食事の後に、急激な胃の痛み、むかつき、嘔吐などに襲われます。
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