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◆〔健康日本21〕設立趣旨書をご紹介します。 |
健康日本21 設立趣旨書 |
▼▼▼ 転載開始 ▼▼▼ <<< 設 立 趣 旨 書 >>> 国においては、これからの少子・高齢社会を健康で活力あるものにするため、生活習慣病などを予防し、壮年期死亡の減少、健康寿命の延伸等を目標とする 21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」を提唱し、広く国民に呼びかけているところである。 健康づくりは、結局は、国民一人一人が正しい知識を持ち、自ら自覚し、自らの意志で生活習慣の行動変容を遂げなければ効果を上げることはできない。こうした個人の力と併せて、社会全体としても、個人の主体的な健康づくりを支援してゆくことが重要である。この点において国・地方公共団体が重要な役割を担うことはいうまでもないが、民間団体などの果たすべき役割も大きい。 多くの健康づくり関係団体はそれぞれ民間の立場で独自の活動を進めているが、「健康日本21」が提唱されたのを機に、連絡協議することにより国民運動としての一層の広がりと深みを持つことが可能となる。 このような観点に立ち、「健康日本21」に賛同する関係団体が一堂に会し「健康日本21推進全国連絡協議会」を設立することを提唱するものである。 ▲▲▲ 転載終了 ▲▲▲ |
国の対応 |
この健康日本21の提言に基づき、国や都道府県でも特に生活習慣病克服のための運動や、法整備などが進められています。 国は、「健康日本21」を中核とする国民の健康づくり・疾病予防をさらに積極的に推進するため、医療制度改革の一環として、平成14年3月1日に第154回通常国会に健康増進法案を提出し、6月21日に衆議院、7月26日に参議院で可決され、成立に至り、8月2日公布されました。 この健康増進法には、生活習慣病及びその原因となる生活習慣等の課題について9分野において、2010年を目処とした目標や対策などが定められています。 ・栄養・食生活 ・身体活動と運動 ・休養・こころの健康づくり ・たばこ ・アルコール ・歯の健康 ・糖尿病 ・循環器病 ・がん |