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〔コエンザイムQ10〕 |
コエンザイムQ10は、ミトコンドリア内膜や原核生物の細胞内に存在する電子伝達物質のひとつで、正式名を「UQ:ユビキノン」と呼ばれる物質です。 |
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ユビキノンは、米国で「コエンザイムQ10」という名称のサプリメントとして販売されてきたことで、現在ではコエンザイムQ10と呼ばれるのが一般的になっていますが、この名称の他にも「補酵素Q」「ビタミンQ」「CoQ10」および「ユビデカレノン」などの名称でも呼ばれています。 |
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〔コエンザイムQ10〕 |
コエンザイムQ10は、ミトコンドリア内膜や原核生物の細胞内に存在する電子伝達物質のひとつで、正式名を「UQ:ユビキノン」と呼ばれる物質です。 |
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ユビキノンは、米国で「コエンザイムQ10」という名称のサプリメントとして販売されてきたことで、現在ではコエンザイムQ10と呼ばれるのが一般的になっていますが、この名称の他にも「補酵素Q」「ビタミンQ」「CoQ10」および「ユビデカレノン」などの名称でも呼ばれています。 |
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◆〔コエンザイムQ10〕の由来や歴史は、どんなですか? ▼ |
ユビキノン |
アメリカではコエンザイムQ10というサプリメントが有名ですが、正しい物質名は「ユビキノン」であり、「UQ10」とも呼ばれています。 コエンザイムQ10には、強力な抗酸化作用があり、うっ血性心不全の治療薬としてのほか、生活習慣病の予防やアンチエイジングにも幅広く利用されています。 また、コエンザイムQ10は比較的安全性は高く、2001年4月から食品として販売可能になりました。更に、2004年からは化粧品基準が改正され、健康食品や化粧品への利用が可能となりました。これにより、医師の処方箋なしで一般医薬品(OTC医薬品)として消費者が直接購入できるようになり、これを含むサプリメントも多数販売されるようになっています。 |
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◆〔コエンザイムQ10〕の主な栄養成分は何ですか? ▼ |
コエンザイムQ10の役割 |
コエンザイムQ10は、体細胞内のミトコンドリアに存在する物質で、赤血球以外の全ての細胞に含まれる補酵素であり、ヒトが健康を維持するために不可欠な物質です。 ヒトの体がエネルギーを産生するメカニズムは、解糖系・TCAサイクル・電子伝達系を経てATP産生などによりますが、この反応を進めるためにコエンザイムQ10が重要な役割を演じています。 コエンザイムQ10は、体内で産生されるのですが、20代がピークでとなり、老化と共に生産量が減少し、40代以降は不足してきるので、体外からの摂取が必要となる栄養成分です。 |
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◆〔コエンザイムQ10〕の主な効果・効用は何ですか? ▼ |
コエンザイムQ10 |
コエンザイムQ10には、強力な細胞膜の抗酸化作用があり、高血圧症や心疾患などに関する生活習慣病の予防や、アンチエイジングに効果があります。 コエンザイムは、体内でエネルギーを産生するために役立っています。 |
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◆〔コエンザイムQ10〕の用法・用量はどうなりますか? ▼ |
コエンザイムQ10の用法・用量 |
コエンザイムQ10を豊富に含む、サバやイワシ、牛肉、豚肉、落花生などを適量摂取していれば、十分です。過剰摂取には下記副作用の項で述べるように問題もありますので注意は必要です。 コエンザイムのサプリメントの摂取についても、全く同様で、適量に気を配りましょう。身体によいからといって過剰に摂取してはかえって危険です。 |
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◆〔コエンザイムQ10〕の副作用や留意点はありますか? ▼ |
妊婦や授乳中の女性の摂取 |
コエンザイムQ10は、もともと体内に存在する補酵素なので比較的安全な物質であるとされ、それ故にコエンザイムを含む医薬がOTC(一般市販薬)として販売されたり、コエンザイムを含む健康食品の販売が認められています。 しかし、多量に摂取した場合の安全性については必ずしも解明されているわけではありません。コエンザイムQ10を多量摂取した場合に、軽度の胃腸症状(悪心・下痢・上腹部痛)などが現れるとの報告もあります。サプリメントなどによる過剰摂取には注意が必要です。 また、妊婦や授乳中の女性におけるコエンザイムQ10の摂取については、完全に安全であるとの研究がなされていない現状なので、万が一の危険を考えると摂取しない方が安全です。妊娠中の女性自身は大丈夫でも、生れてくる、あるいは乳幼児に何らかの影響がないとはいえません。 |
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◆〔コエンザイムQ10〕の特定保健用食品はありますか? ▼ |
市販コエンザイムQ10サプリメントの例 |
コエンザイムQ10を含有する特定保健用食品は、ウエルシア、大塚製薬、明治製菓などから販売されています。これらのご利用に関しては、販売会社のご説明だけでなく、上記の内容もよく理解して下さるとよいと思われます。
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