ヒトの身体には免疫作用があり、病原体などの非自己物質を識別し、これに対する抗体を作って、非自己物質を排除しようとする生体防衛機構があります。 〔続発性免疫不全症〕は、後天的な疾患などが原因となって、抗体の作用が低下し免疫作用がうまく働かなくなる病気です。
・悪性腫瘍 ・白血病 ・再生不良性貧血 ・膠原病 ・ウイルス感染
抗がん剤や副腎皮質ホルモン剤、放射線照射などにより免疫不全を起こすこともあります。
〔続発性免疫不全症〕になると、原因となる疾患の症状が出ます。 高齢者、子供に発症することが多いです。