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〔マクログロブリン血症〕 |
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〔マクログロブリン血症〕は、形質細胞のがんで単一のクローンの形質細胞が大型のIgM抗体(マクログロブリン)を過剰に産生する病気で、血清中に異常な免疫グロブリンがみられます。 |
〔マクログロブリン血症〕の患者の多くは特別な症状はなく通常の血液検査などでたんぱく質の値の異常から偶然発見されることが多い病気です。 マクログロブリンの増加に伴う血液粘度の上昇により、身体各部への血流が阻害され、〔過粘稠度症候群〕と呼ばれる症状が出ることがあります。 症状として、次のような様々なものが出現します。
・皮膚や口・鼻・消化管粘膜からの出血 |
また、悪性の形質細胞の浸潤によりリンパ節の腫れや肝臓、脾臓の肥大がみられます。正常な抗体が十分に産生されないため、細菌感染しやすくなり発熱や悪寒も生じます。 |