|
|
アマゾン〔重鎖病〕 |
|
〔重鎖病〕は、〔H鎖病〕とも呼ばれる形質細胞のがんで、形質細胞のクローンがH鎖という異常な抗体の断片を大量に産生する病気です。
・α(アルファ)H鎖病 |
〔アルファH鎖病〕は、悪性の形質細胞が腸管壁に浸潤し、食物から栄養素を十分吸収できなくなり、重度の下痢と体重減少が起こります。 シクロホスファミド、コルチコステロイド薬のプレドニゾロン、抗生物質の投与で病気の進行を遅らせることができます。 〔ガンマH鎖病〕で悪性の形質細胞が骨髄に浸潤すると白血球数の減少により感染を繰り返し発熱や悪寒、重度の貧血、疲労感、脱力感などを呈します。 悪性の形質細胞により肝臓や脾臓が肥大することもありますが、シクロホスファミドとプレドニゾロンでの治療で改善されることもあります。 |
〔ミューH鎖病〕では、肝臓や脾臓、あるいは腹部のリンパ節が腫れることがあります。 |
◆ |
アマゾン |
◆ | やさしい血液疾患 |
◆ | スタンダード検査血液学 |
◆ | 病理学・病理検査学 (臨床検査学講座) |
◆ | 臨床検査で遭遇する異常蛋白質―基礎から発見・解析法まで |
◆ | DPC点数早見表―診断群分類樹形図と包括点数・対象疾患一覧 |