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〔男性の病気〕 |
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同じ人間でも男性と女性の体の構造にはいくつかの違いがあります。男性は女性ほどではありませんが、それでも男性特有の器官があり特有の病気もあります。
・前立腺肥大症 |
〔前立腺肥大〕が進行してくると、頻尿に悩まされることになります。特に高齢者ではこの悩みを抱えている人はとても多くなっています。 |
この病気については 〔男性特有のがん〕 の項目でご説明しておりますので、そちらを参照してください。 このページでは、特に重要な男性特有の病気について概説しています。 |
男性の病気の種類 |
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男性特有の病気 |
〔前立腺肥大症〕 〔前立腺炎〕 〔前立腺がん〕 〔精巣がん〕 〔陰茎がん〕 〔勃起障害(ED)〕 |
男性に多い病気 |
〔肺癌〕 〔胃がん〕 〔食道がん〕 〔咽頭がん〕 〔喉頭がん〕 〔膀胱がん〕 〔慢性肝炎〕 〔狭心症〕 〔原発性肝臓がん〕 〔心筋梗塞〕 〔緊張性頭痛・群発頭痛〕 〔脳血管性痴呆〕 〔慢性膵炎〕 〔腹部大動脈瘤〕 〔痛風〕 〔尿路結石〕 〔気胸〕 〔肺気腫〕 |
男性にだけある臓器、前立腺は精嚢とともに精液を作る大事な臓器で尿道を取り囲むような位置にあります。 この前立腺が肥大するのが前立腺肥大で、尿が出にくくなったり、頻尿になったり、夜間頻尿、残尿感、尿漏れなど多くの症状が出ます。発症には加齢と男性ホルモンとが関係しています。 |
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尿道から侵入した細菌が、その奥にある前立腺に感染した病気が急性前立腺炎です。 急性前立腺炎になると、発熱、悪寒、頻尿、排尿痛などの症状が現れます。原因となる細菌は、大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌などです。 |
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前立腺炎の症状が慢性化したもので、頻尿や残尿感、不快感、排尿痛、排尿困難などの症状が現れてきます。 射精前後に痛みが起こることもあります。症状が穏やかで発熱は見られない点で急性前立腺炎とは症状が異なります。 慢性前立腺炎には、次のような三つのタイプがあります。 〔慢性細菌性前立腺炎〕 〔非細菌性前立腺炎〕 〔前立腺痛〕 |
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勃起が弱くなったり、勃起を維持できなくなり満足な性的接触ができなくなる状態を勃起障害とかEDといいます。 本来、勃起は性的な刺激を受けて自律神経が働き、陰茎海綿体に血液が流れ込むことで起こります。なんらかの原因で十分な血液が送り込まれなくなると勃起が起こりません。 EDの原因には、機能性EDと器質性EDとがあります。機能性EDは精神的なもので、器質的EDは陰茎に関係する血管の異常などが原因となるものです。 |