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〔細菌性赤痢〕

概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 
この疾患の概要です

 〔細菌性赤痢〕は、赤痢菌によって引き起こされる感染症です。

 糞尿などから食物や飲料水などを経由して経口感染することの多い病気です。

 従来、〔赤痢〕と呼ばれていた病気は、現在では〔細菌性赤痢〕と〔アメーバ性赤痢〕の二つに分離されていますが、単に〔赤痢〕といえば〔細菌性赤痢〕を指しています。



 現在、日本では〔細菌性赤痢〕は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の三類感染症に指定されています。

 〔細菌性赤痢〕の患者を診断した医師は直ちに保健所に報告する義務があり、治療と拡散防止のために患者は隔離入院させることになっています。


 赤痢菌の潜伏期間は1~5日で、腹痛、水様の下痢、しぶり腹、血便などの症状が現れます。

 発熱もしますが1~2日ほどで自然解熱します。

 通常は特別な治療をしない場合でも、1週間程度で症状は回復しますが、1~3か月は糞便中に赤痢菌が排出されて、他の人への感染源となることがあります。

 現在の日本でも海外からの帰国者を中心に毎年400人ほどの患者が発生しています。

 〔赤痢〕には、ワクチンは存在しないので感染地域に旅行するときなどは飲食物に注意を払わないといけません。

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