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〔漢方薬の薬〕

 漢方薬は天然の樹木や草から採ったいくつかの「生薬(しょうやく)」を組み合わせ調合することで作られます。

 生薬とは、自然界に存在する天然の植物(草木の根、果実、きのこ等)や動物、鉱物などをそのまま使って調合される薬のことをいいます。

 漢方的な診察に基づいて、その人の体質、体質、病状などを総合的に判断した体の状態を「証(しょう)」というのですが、この証とは体が病気とどんな戦い方をしているかを表すものとされています。



 証の表現には、基礎体力の有無による「陽」と「陰」、病状の部位が表面か、内部かによる「表」と「裏」、赤く熱いか、冷えて青ざめているかによる「熱」と「寒」、現在体力の有無による「実」と「虚」などがあります。

 漢方での治療は、たとえ同じ病名であっても、その人の「証」によって生薬の配合処方が変わるのが特徴です。この点が西洋医学とは大きく異なります。漢方薬の代表的な薬に葛根湯がありますが、葛根湯には次のような7つの生薬が調合されます。調合の度合いは、その人の証に合わせて行われるわけです。

  ・葛根(カッコン)
  ・麻黄(マオウ)
  ・甘草(カンゾウ)
  ・桂皮(ケイヒ)
  ・芍薬(シャクヤク)
  ・大棗(タイソウ)
  ・生姜(ショウキョウ)