〔葛根湯(かっこんとう)〕 |
漢方薬といえば先ず葛根湯(かっこんとう)が思い浮かばれます。葛根湯は葛の根を主成分とした漢方薬で、麻黄(まおう)、甘草(かんぞう)、桂枝(けいし)などの生薬を調合して作られます。 |
葛根湯は抗アレルギー作用、抗インフルエンザ作用、抗炎作用などがあり、頭痛や鼻かぜなどの感冒、神経痛、筋肉痛、肩こり、各種炎症、じんましん、湿疹などの治療薬として広く使われます。 |
〔葛根湯(かっこんとう)〕 |
漢方薬といえば先ず葛根湯(かっこんとう)が思い浮かばれます。葛根湯は葛の根を主成分とした漢方薬で、麻黄(まおう)、甘草(かんぞう)、桂枝(けいし)などの生薬を調合して作られます。 |
葛根湯は抗アレルギー作用、抗インフルエンザ作用、抗炎作用などがあり、頭痛や鼻かぜなどの感冒、神経痛、筋肉痛、肩こり、各種炎症、じんましん、湿疹などの治療薬として広く使われます。 |
◆〔漢方薬の葛根湯〕がどんな薬なのかご説明します。 |
代表的な漢方薬:葛根湯 |
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特色・効能 |
葛根湯は、頭痛、さむけ、発熱、鼻水、のどの痛み、首筋や肩のこわばり、肩こり、筋肉痛などの風邪の初期症状に効き目がある漢方薬です。熱はあるが汗は出ていないときにも効果があります。 |
副作用 |
偽アルドステロン症と呼ばれる、むくみ、体重増加、血圧上昇などの重大な副作用が出ることがあります。ミオパシーと呼ばれる脱力感、筋肉の萎縮、手足の痙攣や麻痺などが起こることがあります。また、食欲不振、吐きけ、腹痛、下痢、不眠、頻脈、動悸、発疹や発赤,かゆみなどの過敏症が現れることがあります。 |
飲み合わせ |
葛根湯に調合される麻黄(まおう)に含まれるエフェドリンや、甲状腺ホルモン剤などに含まれるテオフィリンなどの、交感神経興奮作用のある薬と併用すると、不眠、発汗過多、動悸、貧脈などの副作用が現われます。 |